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●完成!の前に
こちらは角型積層・2wayバージョン初代機
PENAUDENONバージョン1
木目(断面)を入念に探し、選び抜いた材料で製作した積層スピーカーの2wayバージョン。
断面を選んだだけあり、美しいスピーカーになりました。 |
●こちらはPENAUDENONバージョン2
上の箱との違いは木材で、こちらは見た目よりも質、硬くて重い材質を選んで製作。
この硬さは想像以上に製作が大変で、道具によっては焦げ焦げになったりしました。
響きが綺麗なのが特徴。
ユニットもベストサイズですね。 |
●そしてこちらが今回の作品
材質は上の箱とほぼ同じ。
高さは同じだが幅(165mm)があるぶん、ややぽっちゃりに見えますね。
意外に馬力のあるピアレス(ウーファー)をガンガン鳴らしても、音がブレることなくビクともしない。
そのため、ホーンの美しい音色がより美しく、完全にポテンシャルを引き出せてる。
このサイズとしては、中型以上に引けをとらないほど臨場感バツグンなのも特徴。 |
●アッテネーターのつまみが小さすぎて少し回しづらい。
ネットはぎりぎりサイズ。 |
●横から見るとどんっと凸ったツィーター。
凸に合わせるためネットの足を高くする。 |
●わりと自然に仕上がりました。 |
●まるでメーカー製のようなオーラがびんびんです。 |
●木目も美しく仕上がりました。 |
●ありそうで無い、JBL・ST400ホーン型ツィーターを使った、積層スピーカーの完成です。
クロスオーバー1.5kHzくらいにしたくなる風貌だが、このシリーズは、ツィーターではなくスーパーツィーター。10kHz以上の使い方が理想のように感じるが、それだともったいないので2wayにしました。クロスオーバーは出音を確かめながら2.5kHz辺りから徐々に上げていき、3.6kHzあたりで落ちついた。
基本的にJBLのホーンは強力なものが多く、単品で使う、もしくは16cm以上や3wayで使うのがベストに感じてます。
今回のような組み合わせでは、全体のバランスを整えるのが大変でした。 |
●最後に。
音質は割愛させていただきますが、JBLらしいというか、パンチの効いた音質で
スーパーツィーターというだけあり伸びが爽やか、サイズを超えた臨場感を味わえるのも特徴。
最初はピアレスのウーファーにST200を合わせようと考えており、ネットを徘徊しているとST400を発見。 U
以前似たような金属製1インチホーンやPRV製品を見ており、ST350より小さいだろうと勝手に思い込んでしまう。 U
そして到着した箱を開けた瞬間「 これ装着できないだろ 」と思うほど大きなものでした。 U
その後よくよく調べてみると、サイズはST350と同じ、ホーンの形状と材質が違うだけというものでした。 U
この手の商品はスペックがしっかり書いてなかったり、見難かったりするので注意が必要ですね。 U
でもこんなサイズで作る人はいないと思いますが。 U
余談ですが、若いときアメ車にはまっており、V8エンジンを積んだ130Zを、いつか抜かしてやろうと目論んでました。 U
私より上の世代の方ですと、RE雨宮・あまさんが作った・・・シャレード?なんでしたっけ、名前をド忘れ・・・(^^; U
「 羊の皮を被った狼 」 そんな表現がしたかったんです。 U
もしヨドバシとかのずらーっと並んだスピーカーコーナーに混ざっていても、一際異彩なオーラを放つでしょう。 U
部屋が広ければ広いほど真価を発揮する、そんスペシャルなスピーカーになりました。 U
次回、メーカー製をポンポンポンと続けていきます。お楽しみに♪ U
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自作No,60 積層JBL 2wayスペシャルバージョン 2014年 |
●メーカー解説:このサイズでこの臨場感は凄いかと。 |
方式 |
2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式 |
使用ユニット |
高域用:1インチ、ホーン型 ・低域用:13cmコーン型 |
再生周波数帯域 |
40Hz〜20000Hz |
インピーダンス |
8Ω |
出力音圧 |
88dB/W/m |
クロスオーバー周波数 |
約3.5KHz |
外形寸法 |
幅165×高さ272×奥行290mm |
重量 |
6kg |
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