●前回FE103-Sol用のバスレフ箱を作ったが
好みの音は出ませんでした。
だがSolには秘めたるポテンシャルを感じたので
説明書に記載されていたもう一つの方
 「 バックロード箱 」
を作ってみることに。

←まずは説明書の確認。
これ、何か細かすぎて凄くわかりずらい・・・
●そこでネットで調べてみると、わかりやすい画をみつけました。
ただこれでも、台の部分はわかりにくい。
そしてこの写真(BK103)、台の真ん中上にネジが付いており
そのネジがどことどこを連結?
どうやってつながっているのか?
などなど、よけい混乱する原因となる。

ここはもうFOSTEXに連絡することに。
その後すぐにメールがきて、大きい図面(台のとこだけ)を
いただけました(PDF)。

なんと親切なことか
以前から感じていたが、
FOSTEXの方は商売の鏡ですね、すばらしい!
●で、どーにかこーにか始まりました。
まずは板を切り出します。
そして番号等をつけ部屋に持ち帰り
夜な夜な接着します。
●側面に外枠
●次はロード部分
●接着前にFバッフルと背面板を加工しておく。
←はケーブルを通すための穴。
こんなでも後からだとやりづらくなるから
最初に処理しときます。

最終確認をおこない、最後に側面を接着。
やや多めの接着剤で、入念に圧着します。

2日ほどおき、側をカンナ、ベルトサンダー、
サンダーなどを駆使し整えます。
その後ウレタンクリアーを吹き研ぎ出し、
最後はOILでつるつるになるまでOIL砥ぎし、乾いたら完成。
仕上げの工程で約2週間くらいかかりました。
●箱に細かいパーツを付けてきます。
まずはこの穴にケーブルを通す。
●φ10mmの穴をあけたのだが、ケーブル幅が11.5もあり
きつめの挿入となりました。
隙間は長さ調整後うめます。
●ターミナルはこちら、オクで購入したものです(600円)。
これ何がいいかって、ケーブルがネジ止めできるんです。
この値段でこの構造は中々無いですよね。

 オクでの商品説明が長すぎて飛ばし読みだったが、
なんか11mmのドリルが必要と念をおすように書いてありました。
で、その言葉を鵜呑みにし
部品が来る前に11mmの穴をあけてしまう。
そして装着してみるとなぜかゆるい・・・。
なんと軸は9.5mmでした・・・。
ゆるいはずですよね。
11mmは絶縁ワッシャー(透明の)の凸部分であり、
ワッシャーを使わないなら9.5mmでいい。

加工はパーツが届いてから現物合わせが基本ですね(^^;
●それとこれ、箱に直付けすると
中に手をつっこんでケーブルを止める必要がある。
バッフル開口径が110mm以上のような大箱なら問題なさそうだが
一般的な小箱の場合、中に手を突っ込んで作業するは難しい。
よって直付けするならやめたほうがいい。
写真のよう、プレートに装着するなら
問題なく使えるでしょう。

これでさえやや梃子摺りましたから。
●この絵図ら、なんかいいですね。
ちなみにカバーに11mmをあけると、ナットも11mmで
隙間ができそうなギリギリサイズになる。
それで←のよう赤黒のカバーをすることに。
説明がわかりにくいとも思うが、加工とかできる人向け
ややマニアックなターミナルでした。
●そしてターミナル(カバー)を装着
●最後にユニットを装着し
        
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