●祝完成!

元々8cmユニット用だったが、
穴を拡大加工し10cmを装着。
サイズがドンピシャですね。
かっこいい!
●ネットの色は黒革に合わせて製作。
●フレームの表面とポート表面の凸凹が似ており、あたかも合わせて作られたような雰囲気を出している。
高級感抜群です。
●こちらは積層箱Ver.3に装着

前回のFE103-Sol用の箱にも書き忘れたが
両サイドが写真赤のよう
鉄板で補強してあります。
重さは500増くらいかな?
重さはたいしたことないが、重厚感が音になって表れるような気がします。
●ネットはゴールドブラウン
●ターミナルは大型で
プレートも装着
今回は皺にならないよう
気をつけながら締め込みました。

こんなシールは最初に剥がすが
今回はきれっぱしに残ってました。
15mmで5千円、21mmは8千円くらいだったか。
それぞれ3、4枚づつ買いました。
●深堀ポート

ユニットも薄いプレスフレームには見えませんよね。
凄いテクニックです。
●さて、完成後エージーング(慣らし)せずにいきなりの音だし
まずは一言 
「 落ち着いてる、貫禄あるな〜 」 

中域はやや凸、全体のバランスは良好で聞きやすい。慣らし終えるとどうなるか? 
YAMAHAテンモニ(10M)のPROやスタジオを聞いているような感覚です。 
しいて上げるなら高域の伸びやキラキラ感がまだ足りません。 

 高域はCHR70などの金属コーンに比べるとやや物足りなくも感じるが、 
これはパッと音出しした時の印象なので、これから多少は伸びるでしょう。 
ほとんどのユニットは最初こもったような音を出し、鳴らし込み・エージングすることで 
どんどんクリアーになり高域も伸びるようになってくる。 
 だから高域に関して、最初は控えめの方が後からバランスが整ってくる。 
逆に最初からキラキラしすぎるユニットは、後からバランスが崩れやすくなります。 

 このCHN70は、どういう意図で作られたのかは解らないが、Alpair6Pを随所に取り入れてる感が伝わってきました。 
紙は金属に比べ中域に厚みがあり、人の声・ボーカルが自然でナチュラルという特徴があります。 
短所は癖が出やすくなる、環境の変化に弱いなどで、音圧に対してピーキーな音が出やすいという弱点もある。 
 CHN70は今6時間ほど鳴らしてるが、CHP70のよう耳に付くような癖はいまのところ出ていない。 
とにかくボーカルの声が聞き取りやすい。 
Bisというアイドルグループのアルバムがありまして、何言ってるのかさっぱり解らない曲ばかりなんだけど(笑 
(聞きずらい)このユニットで聞くと歌詞がはっきりわかるから驚きました。 
女性ボーカルの帯域、声の輪郭が非常に鮮明で、テンモニと錯覚したのもこんな音色でした。 


最後に。 
 ユニットの評価を付ける時、音はもちろん見た目や値段も精神的に大きく左右されます。 
過去の経験も踏まえながら見ても、CHN70Gen.1(ペアで約8千円)は「
かなり優秀なユニット 」だと言えるでしょう。 
ボーカル好きなら”
おススメ ”できるユニットです。 
密閉箱に入れてもおもしろそうですね。 
お値打ちな限定品ですから、気になる方は早めにゲットしておいた方がいいでしょう。(購入ページ) 
マークオーディオ、当たり障りの無い貫禄・無難な音を、今回も見せつけてくれました。 

No,55 MarkAudio CHN-70 Gen.1 スペシャル箱シリーズ 2014年 1台 円
メーカー解説:メーカーには無い高級感漂う自作箱。
方式 1ウェイ・1スピーカー・バスレフ方式
使用ユニット 全帯域用:10cmコーン型
再生周波数帯域 50Hz〜20000Hz
インピーダンス
出力音圧 86dB/W/m
クロスオーバー周波数 なし
外形寸法 幅140×高さ270×奥行285mm 
重量 5.5kg

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