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●CZ |
●側面の模様は片面だけにしました。 |
●ホーンの積層もいい感じです。 |
ダイヤモン7
PD |
●こちらはサランネットを装備。 |
●8cmとかも装着できるよう、一応ふたを装備。 |
●こちらはRK
グロス
仕上げ |
●反射してうまく撮れません。 |
●カット面(斜めの断面)は
濃くならないよう、薄く仕上げました。 |
●三機種とも同時装着がこれ、PST回路と切り替えスイッチ。 |
●ONで高域を減衰させます。
このネットワークはユニットに合わせ、再構成・セッティングしたものです。 |
●長い道のりでしたが、ようやく完成しました。 i
仕上げ方の違いでだいぶ違うスピーカーに見えますが、元々はホーン形状を変えたものを作ろうとしたのが始まりでした。 i
上からCZ→7段ホーン、 PD→大型1段ホーン、 RK→2段ホーンとなる。 i
CZはチェリー・3部艶仕上げ、 PDはマホガニー・艶消し仕上げ、 RK →はローズ・鏡面(グロス)仕上げ。 i
グロス仕上げとはデロデロに濡れたような感じを言い、クリア層が鏡面より厚くなる。 i
製作後CZを見た知り合いの方に「 ジンガリ風だね 」と言われました。ジンガリ??? i
ジンガリがわからなかったのでネットで調べると、そっくりなスピーカーが出てきて驚きました!無知で恥ずかしい(^^; i
私はデザインを直感で考えており、よく”アーティスティック ”だね、なんて言われることもしばしあります。 i
さて肝心の音質ですが、なぜアルペア7からハイエンドへと急遽変更したのか、 i
それは「 女性ボーカルが最高 」だったからです。
マークオーディオはパっと聴くといい音だが、何か物足りない、なぜか飽きる、そんな短所を懸念していた。 i
だから他に何か良いユニットはないかと模索してました。そんな時見つけたのが今回のユニットです。 i
とりあえずフルレンジの女性ボーカル・ランキングで紹介したいとおもいます。 i
1位、Hiend (今回使用したユニット)
2位、HiVi B3N
3位、DIY SA/F80AMG(初期ロッド)
4位、Markaudio Alpair7v3
5位、HiWave HiBM65C20F
6位、stereo付録 scan
7位、Markaudio CHP-70v2
8位、FOSTEX FE103En
これは「 中域・女性ボーカルに的を絞った 」私好みのランキングです。 i
もちろん全体音のフィーリングも考慮しての位置づけです。 i
スピーカーに何を求めるか?
それは i
「 色気があり、妙にそそられる魅惑の声質 」
そう、女性ボーカルが私のアイデンティティであり、永遠のテーマでもあります。 i
雑味のない透明感、口元が見えるようなリアリティ、ほんの少しウエッティーで瑞々しい、 i
ゾクゾクするような色気、そして何度も繰り返し聴きたくなる、それが最高な声質の心髄。 i
そんな音を醸し出すスピーカーには中々遭遇できません。 i
最も近い理想的なものは2wayで、フルレンジでは勝てない領域だと思ってました。 i
だが今回、恐ろしいほど良いフィーリングを出してきたのがHiendユニットでした。 i
誤解ないよう書いときますが、最初のインプレまずは一言 i
「 すいぶんハイ上がりだなー 」というのが第一印象。 i
最も特徴的だったのが、まるでツィーターを追加したような伸び伸びのフィーリングでした。 i
最初はシャリが強く「 あちゃー 」なんて消しそうになったが、根気よく聴き続けていくと i
シャリが強いのに”なぜか疲れない ”不思議な感覚にとらわれました。 i
全体のバランスフィーリングはSA/F80AMGにそっくり。 i
その後2way(DENON SC-E757)を横に置き聴き比べしても音質は霞まない。 i
それどころから、757を凌駕するほどの”声質 ”には耳を疑うほどでした。 ii
中域命、女性の声質を生かすには上から下までの「 バランス 」も大事です。 i
今まで数えきれないほどのスピーカーを聴いてきましたが、今回のHiendユニット i
間違いなく「 フルレンジ最強の声質 」と言えそうです。
マークオーディオやFOSTEXの限定ユニットでも、たぶん凌駕すると思われる。 i
もちろんユニットだけで高パフォーマンスを出すのではありませんが比重は大きめ。 i
いい音、それは、箱・ユニット・パーツ・セッティングなどが自然に融合した産物であり、 i
全てがうまくマッチしときに、始めて出せる存在だと感じてます。 i
最後に。 i
今回のダイヤモンド7、女性ボーカルまじ最高です。 i
今後2wayを何台か作る予定なので、隣で比較しながらセッティングをおこないたいほどです。 i
ただし一つだけ重大な問題が。 i
それはこのユニット、もう入手できません(入手困難)。 i
↑の マホガニーPD にも装着したいところだが、無いのでできませんでした。 i
今後全ての作品に装着したいと思っていたので残念。もし輸入できる方がいれば教えてくださいm(_ _)m i
もう一つ私がユニットを購入する際のポイントだが、 i
周波数特性の「 5kHz〜10kHzが谷、凹んでる 」事が、私の中の条件になんです。 i
そこが凸(FOSTEXに多いのだが)の場合、「 ああ、声質ダメだな 」と思い、候補から外してしまう。 i
そんな具合なんです。果たしてこれ以上のユニットがみつかるのやら・・・ i
マークオーディオは凄くいいんだけど、なぜか物足りない?飽きませんか? i
今回のエクストラモデルは、フルレンジ嫌いの人にもお勧めできる、そんな最高の一台となりました。
次回、ミニミニシリーズの予定です。(お待たせしてますハーベスは部品の入荷待ちです)お楽しみに♪
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ダイヤモンドシリーズ エクストラモデル Diamond7 2013年 |
●メーカー解説:高域をコントロールするネットワーク(PST)が最大の特徴 |
方式 |
1ウェイ・1スピーカー・バスレフ方式 |
使用ユニット |
全域用:10cmコーン型 |
再生周波数帯域 |
45Hz〜20000Hz |
インピーダンス |
4Ω |
出力音圧 |
88dB/W/m |
クロスオーバー周波数 |
なし |
外形寸法 |
幅175×高さ310×奥行265(ネットt含む)mm 約7L |
重量 |
4〜5.5kg (1台) |
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