★本格的にスピーカーを作るのは初めてで、色々と手間取りましたがやっと完成しました!
こんなスピーカー見たこと無いっ!という物を作りたく力みすぎてヘトAです。
数々の創意工夫した技術を投入、新しいサウンドへの挑戦。
一言でいうと超リアルボイス、8cmに求める所はここだっ、と追求したサウンドです。
スピーカーコンテストという舞台があったからこそ情熱をそそげる事ができました。
これを気に、沢山のスピーカーを作っていこうと思っています。
皆さんにこのスピーカーの音色を聞いてもらいたい・・・


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●材料はMDF12mmです。
この量、そして細かさ、これで三分の二ほどで、さらに木材が必要になります。
この量なのでホームセンターでカットしました。
「 ホームセンターにて 」
私:すみませーん、木材カットお願いしたいんですけど。
店員:はい、何cmでカットしましょう?
私:(図面をわたす)あの〜誤差はどの程度ですか?
店員:(細かい図面を見て)・・・汗。
店員:2、3mmは誤差がでるんですけど・・・
私:はぁ?2mm?誤差はいいとして、台形にするのは止めてね。
店員:超大型の機械でしたら精度がでるんですけど、この機械じゃ・・・(など言い訳・・・汗)
私:この機械、十分大型でしょ。カットの経験は?
店員:数えきれないほどあります。
私:・・・。
私:いいよ、俺にやらせてくれない。
店員:・・・・・ちょ、ちょっと待ってください。
・・・・・
など結局私がやらせて頂きました(感謝)
試し切りをし、機械のクセを理解してからTRY。
誤差もコンマ以内でおさまりました。
いやぁ〜、パネルソーは楽でいいね。
キチンとやれば、ビシッと精度がでます。
安いのでホームセンターでおこないましたが
渋谷のハンズ(だけ)は、ビシッと精度だしてくれます。
●柱となる丸材に穴をあけます。
柱?
スピーカーに柱が必要?お楽しみに。
こんな長いドリル誰が使うのか?と見ていたものを、まさか自分でつかうとは。
●気合であけました。
丸材が長いので、両サイドから。
小さい穴3つは押さえ用にあけたもの。
●仮組み。位置あわせ。
しっかし、精度がでてるとほんとっ楽チン。
●穴をあけます。
精度をだす為、図のような紙を一枚A貼っていきます。
●センターに穴を、ボール盤であけます。
●次に大きい穴をあけるため、固定します。
しっかりと固定する事が大事です。
●自在錐(きり)で穴をあけます。
しっかり固定してあるので、ブレません。楽です。
●ユニットの端子部分のでっぱりをカットします。
●穴あけ完了。細かっ。
ユニットは4つですが、2重バッフルにするので8枚にあけます。
直径約78mm。
後ろは柱用で38mm。
●ユニットをあわせてみます。
ドンピシャ。こちらオーラサウンド8cmフルレンジ。
横浜ベイサイドショップ 」様で購入。
ネオジウムなので、マグネット部分は小さいですが強力です。
●こちらダイヤトーンのツイーター。
DS-10Bから流用。
15B、201など他にも沢山のユニットに使われているものです。
これを使用したのは、下がでるから。
800〜1k位でクロスさせたいんです。
単品のツイーターで下がしっかり出るやつって、あんま無いんですよね。
ましてこういう紙コーンは声がいい。
●このユニット、普通に付けるとエッジがものすごく出っ張っているんですよ。
なのでカーバーをつけます。
バッフルリングなんかありますよね。
あんなのりです。
ユニットフレームの厚みが、やじるしのスキマです。
溝を彫ってやりましょう。
●ビットです。
左は800円に対し、右は2700円。
細いので超硬と書いてあります。
なんなんでしょうこの値段の差は。
細いビットはよく折れますが・・・これも折れました(重汗
●彫りたい部分をマジックで書いときます。
●溝彫り完了。
深さ5mmほどです。
●通常はこんな感じ。
●ツメ付きナットの穴をあけます。
●ハンマーで打ち込んでも、ご覧のとおり。
2mmほど出っ張ります。
●これもルーターで溝を彫ってやると、こうなります。
●振動の多い部位の接着は、柔軟性のあるものが最適です。
ゴム系など。
写真のスーパーXは少し高いですが、重宝しています。オススメ。
●綺麗に収まりましたね。
●先ほどのスキマは、このフレームの厚みです。
●これで解決。綺麗に収まります。
●バッフルカバーにRを付けてやります。
ショートホーンってところ。
ルーターのビットは斜めのものを使用。
●角を鉄ヤスリで落としてやります。
●サンドペーパー、手仕上げ。
60→120→240番。
これで見た目がグンっと良くなりますね。
しっかしMDFは柔らかいんで、こういう加工はほんとっ楽々。

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