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●さて土台も取り付けた所で、創作のオンパレードといきましょう。
三種の素材を柱に詰めます。
これが丸材にわざA穴をあけた理由です。
・TGメタル(鉛の粒)
・竹炭の粉
・トルマリンの粉
上から6:3:1位の比率。
これは以前作ったSP台と同じで要領で、中Aの好結果が出ています。
SP台+SPの合体作品ですね。
●ジョウゴを使って入れていきます。
●詰め終わり。
SP台で使った丸材より径が太いので、結構入ります。
●セメダインでフタをして完了。
ズンっと重くなりました。
さすがにこんなスピーカーは無いでしょう。
●次にツイーターBOXと柱の接合部分をグリスアップしてやります。
ツイーターは可動(回転)できるようにしてあるんです。
●ツイーターBOXを装着。完成間直です。
きつくもなく、ゆるくもない、いい塩梅で可動します。
●さてネットワークを作りましょう。
紙フェノ−ルでできたユニバーサル基盤。
ハイワッテ−ジ(セメント)抵抗。
シルミックのコンデンサー。
コンデンサーは何種類か試しましたが、高価で大型な物ほど色付けが多・・・
シンプルで超安い、電解の中では、透明感のあるシルミックにしました。
コイルも12、18dB落しなど試しましたが、今一よくわからん。
素人はこんなシンプルな組み合わせが一番というか
複雑な物はバランス崩す恐れもあるので、超無難な線でいきました。
●オーラ(一応フルレンジ)はスルーなので、これはツイーター用のネットワーク。
6dB/oct 1k落としほど。
定義?では逆送なんだけど、正相直列の方がいい気がしたので、それに。
抵抗は、直列と並列、1〜10Ω用意し当初3個→2個に変更しました。
基盤に抵抗、コンデンサーを強力スポンジ両面テープで固定。
後で変更するかもしれないので。
板に銅版貼って、穴あけて作るなんかと比べると、基盤は簡単で楽に仕上がりますね。
●裏側。銀ハンダで足も軽くかぶせます。シンプルですね。
市販SPのネットワークいじりはやった事ありますが、一つのユニットをつき詰めるのは始めて。
ここでミソなのが抵抗・能率合わせ。
例えばを1→2→3Ωと能率を下げていくわけだが、
ボリュームを下げるように音が小さくなるだけでありません。
音が小さくなると同時に、音色も多少変わりました。
それが2wayでのバランスですね。
0.25〜0.5Ω(実測)単位でやっているが、そこまで幅が狭いと変化も、正直解りづらい。
μF、コイルとの組み合わせでかなりの数になるのが難点。
ただアッテネーターかましてシンプルに能率だけ合わせるより、遥かにおもしろいです。
●100均で何かで使おうと思い買っておいたゴム板。
ここで使います。
●両面テープで貼り付けます。
●ツイーターBOXの裏板に張り付け完成。
オーラサウンドのユニットは能率が低いので、バランス取りには、かなり時間がかかりました。
テスト用のネットワークに、L側フルレンジ、R側ツイーターと音出ししながら
クリップで留めたり、指でくっつけたり離したりと。
フルレンジ+ツイーターなんで、ツイーターの微妙なさじ加減、そこが特に神経使いました。
数字や計算だけではダメですねー。
やっぱヒヤリングは大事です。
音色がガラッと変わる2WAYの楽しさが味わえます。
●BOXの裏ブタをネジ止めします。
●やっとユニットを装着できるまでに、こぎつけました。
リングスペーサーはコルクシートを切り抜き作成。
が、2mmと厚すぎてツイーターには使用しませんでした。
●こちらツイーター。ケーブルをハンダ付けします。
銀ハンダ使用。
●BOXに装着。
ツイーターリングをBOXと同色に塗装しました。
●フルレンジユニット。
外すかも?しれないので、ファストン端子を使用。
+側がサイズが合わなく潰して装着。
逆に取れにくく・・・
●ユニットをBOXに装着。
●バッフルカバーを取り付け。
中々カッコイイでしょ。
●完成!
台と一体化、台のいらないスピーカーです。
とんでもなく手間がかかりました。
サイズもできるだけコンパクトに。
フルレンジBOXは計算だと1.5リットルほど、実測1リットルほどでしょうか。
いくらなんでも小さすぎる?
●ツイーターBOXを90度回転させると、こんな感じになります。
指向性の強いツイーターの向きを変える事で、
セッティングによっては、臨場感が大幅UPします。
5.1のリアなどには特に有効な手段かもしれませんね。
設置の問題もあるけど。
●ターミナル。
ブラックに金メッキがはえるでしょ。
わざと、見せる配置にしました。
ケーブルの取り付けも簡単です。
●さてA。
第一部終了という事で、第二部、さらに加える側の制作をはじめます。
ガンダムかよって、おい!

これがさらに使う木材。
木目を考えてパイン材を使おうと思っていましたが、
あまりにも加工が楽だったので、ついAMDFにしてしまう。
木目はありませんが、塗装の技で見せる事にします。
●簡単に言うと、先ほど完成したスピーカーにカバーを付けてやる感じ。
第二のエンクロジャーです。
音質の効果は?まったくないとは言えないが
良いか悪いかで言ったら・・・どうなんでしょ。
●接着完了。マスクみたい。
●背面の板はネジで止めます。
キツすぎるほど、ギチギチでいいものか・・・

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