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! 完成 !!

  DS-300V
●矢印の隙間は
本体とフロントバッフルのアクセントなので
4301とは逆に塗装してメリハリをつけました。

 芸が細かいと言ってください(^^;
! 完成 !!

 DS-300V ブラックパックリミデッド

 渋すぎ♪

見た目は完全に外国製ですね。
! 完成 !!

 DS-500

ツィーターフェルトを黒に変えたら違和感が消え、しっくりしました。

 ツィーターとウーファーが
ブルーアイ
統一されておりかなりかっこいい!
お洒落ですねー
設計者のセンスの良さが感じられます。
! 完成 !!

 JBL 4301B


 オーナー様みずから撮った写真の方が
綺麗なので見てください「 108号室

やっぱ4301Bはバランスいいですねー。
詳しいインプレは
以前のページをどうぞm(_ _)m

  
●フルレストア・フルチューン・フルカスタムの3パックをほどこした

 「
ホワイトスペシャル 」の完成です!

 いかがでしょう。どんだけ手間がかかっているか、写真から感じてもらえれば幸いです。 

さて、気になるフルチューンの音色はどうなのか? 
さっそくインプレに入りたいと思います。 

300V、まずは一言
 「
たぶんこれ 」新品時よりはるかに「 いい音 」というか別物ですね。

 エージングもせずに軽く音出ししてみると、 
規格外とも思えるほどハイレベルな音が飛び出してきた。 
特に低・中・高全ての繋がりが良く、このフィールはチューニング効果の賜物です。 

 自分でチューニングしといて褒めちぎるのもなんですが、 
すごい300Vになりました。 
今視聴スペースにはビクターSX-V1、DENON SC-E757、KEF104、 
タンノイ20cm、B&W805、TEAC同軸、JBL4301、DS-500、などがあり 
タンノイが一歩抜け出した魅惑の音色を奏でているのですが、 
隣にこの300Vを置いて鳴らしても、まったく引けを取らない音色です。 
パッと鳴らした時はB&W805にそっくりですが、300Vの方が声に色気があります。 

★チューニングポイント
 フロントポートに比べると広がりが少なく、モニター的傾向の背面ポート。 
解像度は高い分、声質に色気が無いので、中域と臨場感を重視したセッティング。 
厚い音は出るが、高域の伸びが少ないコーンツィーター。 
高域のさらさら感をもっと出したかったので、クロスを引き上げました。 
欲を言えばスーパーツィーターが欲しいところですが、まぁ良しとしましょう。 
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続いて500、まずは一言
 「
解像度高いなー

 まずは密閉ならではの高解像度、分解能力に酔いしれる。 
重低音とも言える300Vの後だと、ドロンとした伸びが無くばっさり切れる低域だが、 
ソースによっては驚くような量感が飛び出してくる。 
どろどろしてないクリアな低域は、どれだけ聴いても心地いい。 
一番はやはり中域・ボーカルの声質。 
適度な色気、適度なクリア質は妙に「
生々しく 」 
ダイヤトーンのお家芸ともいえるほど、素晴らしい声が飛び出してくる。 
他のスピーカーには中々出せないフィーリングで、眠くなるほど心地いい。 

★チューニングポイント
 ヨーロピアン系ドンシャリ型と比べると、どうしてもこもりがちに聞こえますが、 
並べて聴いてもそう思わないよう、かつ色気が消えないよう注意しながらセッティングしました。 
あと1歩野太い低域が出るようクロスを見直しつつ、箱内部の調整も入念におこないました。 
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最後に。
 日本のオーディオ黄金期の1980年代 
オーバーコストとも思えるスピーカーが多かった時代に生まれたのがDS-500やDS-300V。 
その証となる高スペックユニットのほとんどは、残念ながら能力が発揮さてません。 
特にツィーターのポテンシャルまで引き出した固体は皆無であり、今となっては 
完全な音 」を聴いてる方はほとんどいないと思われます。 

 完璧にレストアされたユニットからなるダイヤトーンの音色は、 
他に変えられないほど「
魅惑のボーカル 」を奏でます。 

アメリカ製でもヨーロッパ製でも無い、どれにも似てない音が日本製の特徴でもあり、 
そこにダイヤトーンの「
最大の魅力 」があるのかもしれません。 

 ずらりと並ばれた量販店のスピーカーコーナーに置いても 
引けを取るどころから、勝てるスピーカーがあるのかとさえ思える高スペック。 
それが古きよき時代の製品であり、本物の日本製品なのかもしれません。 

 ただし精度の高いユニットをへたにいじると、かえって逆効果になるので、 
ダイヤトーンのレストアはプロに頼んで欲しいところです。 
 DS500&300V、使い続けていきたいスピーカーが、また一つ誕生しました。 

次回、これが本物の同軸か?お楽しみに♪

*このレビューは完全レストアやチューニングをおこなった後の結果であり、
 現状あるダイヤトーンでは、残念ながらまともな音すら出ない事をご理解ください。
DIATONE DS-300V 1990年
メーカー解説:
方式 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式
使用ユニット 高域用:5cmコーン型 ・低域用:16cmコーン型
再生周波数帯域 45Hz〜30000Hz
インピーダンス
出力音圧 87dB/W/m
クロスオーバー周波数 1.5kHz → 2.2KHz へチューニング
外形寸法 幅200×高さ385×奥行286mm 約L
重量 8kg
 
DIATONE DS-500 1989年 1台 45000円
メーカー解説:
方式 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式
使用ユニット 高域用:2.5cmドーム型 ・低域用:18cmコーン型
再生周波数帯域 42Hz〜30000Hz
インピーダンス
出力音圧 88dB/W/m
クロスオーバー周波数 2.0kHz → 2.2KHz へチューニング
外形寸法 幅230×高さ400×奥行242mm 約L
重量 10kg



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