●祝完成!
●VKチューンの証であるラベル。
今回はフロントに貼ったので、純正風にしてみました。
銀紙に印刷し、上から透明フィルムを貼ったものです。
文字が小さいの見えにくですが、
一応立体文字になってます。
←いかがでしょうか。
●キラキラしてると、何かカッコイイですよね。
ターミナルはただ付けるのではなく、なるべく飛び出さないよう考えながら仕上げました。
こちらは銅板プレートにターミナルを付けたタイプ。
銅板なんで絶縁が必要です。
ターミナルにはプラスチックの絶縁ワッシャーが付いてるのだが、それを付けると高さが増し見た目も悪くなります。
そこで銅板は基盤のような切り込みを入れ、さらに薄いアクリルでカバーし、ショートしないよう入念に処理しました。

こういう細かい作業が多いので、テンモニは大型スピーカー並みに時間がかかってしまいます。
●これは以前チューニングしたターミナルとネットワーク。
この頃はコスト度外視で、純粋に音のみを追及し作ってました。だから今見ても凝ってるよなー
なんて自分ながらに思ってしまいますが、もっと改良できそうなところも多々ありますね。

そんな昔のテンモニを読み返していると、いきなりツキ板だの塗装だのと外装から入っており、はちゃめちゃだなーなんても感じました。
●そして今回も動画を撮ってみました。
固定画像なので見た目はつまらないですよね(笑

環境は
PC(win7)→サウンドカード→デジタルアンプ(5千円位)→普通のスピーカーケーブル→スピーカーという、ありふれたものです。
今回は4機種撮影しようと思ってましたが、肝心のどノーマル状態をきちんと撮っておらず、汗汗でした。
比較しやすよう工夫したり数が増えたりすると、動画も大変です。スピーカーが届いた初日にばらばらにしてしまう、そんな事も多いので、ノーマルとチューニングの比較は計画的にやらないとダメだなとも思いました。
  ●まずはノーマル。
夜テストがてらに撮ったものなので、画像が真っ暗でブレブレだったので写真にしました。
録音は画のよう床置きで左右も近めですが、一応手つかずのノーマルです。
  ●続いてフルメンテナンス、フルチューン後の10M。

完成後いきなり音出しなので、エージングすればもっと良くなります。
●ノーメンテのノーマル

ミスチルは声が高いので、ときおり耳にツク音を感じますが


 動画を連続で載せると重くなるので
YOUTube本体で聴いてください。
←ジャンプします。
●フルメンテのフルチューン

そのあたりを入念に聴き込みセッティングしました。
耳にツク音が減ると心地よさが増し、長時間でも疲れずに聴いていられます。

 動画を連続で載せると重くなるので
YOUTube本体で聴いてください。
←ジャンプします。
●さて、完成後エージングはほぼせずにいきなりの音出し、↑こんな感じです。 
毎度ソース(元音MP3)が悪く恐縮ですが、その前にデジカメも何とかしたほうがよさそうですね。 
けっこうフィーリングが変わったのが感じ取れるかと思います。 
J-POPの場合、ひょっとしたら削除されるかもしれないので、その時は本体で聴いてみてください。 
 https://www.youtube.com/channel/UC0exKp3GIfpmflMAxDFbxSg

 今回10Mをフルチューンする意図は、
中域のうるささ高域のシャリシャリ感を低減させる事が目的です。 
最初はツィーターの能率を落としてみたのだが、何か根暗になったのと、うるささは変わらなかったので 
能率は変えずにクロスオーバーを変更、結果的にフルチューンとなりました。 
 隣にSTUDIOやMXを置き、鳴らしながらのセッティングだったのでサクサク進みました。 
STUDIOやMXの音は、何かツィーターそのものが違う雰囲気を奏でます。 
見た目はまったく同じなんですけどね。ひょっとしたらコイルなど中身が違うのかもしれません。 
 最初にそう感じたので、とりあえずSTUDIOのツィーターを10Mに装着し鳴らそうと思ったら、 
サイズが微妙に違い10Mには装着できませんでした。 
もちろんMXのツィーターも10Mには装着できません。 
それでいつものよう、聞き比べながらこつこつセッティングしていきました。 

 テンモニシリーズをまとめると

 NS-10M、Pro、STUDIO、MXの4機種が密閉シリーズとなり(MTは除外) 
家で普通に音楽を聴く場合、私のおススメはズバリ「
MX 」ですかね。 
うるさくなく一番バランスが良い。次にPro、でSTUDIO、10Mの順番になる。 
STUDIOはエネルギー感が少なく根暗すぎ、悪く言うとこもり気味。 
逆に10Mはうるさすぎ。
間のProやMXがバランス取れてるように感じました。 

 
今回のフルチューン10M、STUDIOはもちろんMXを越えるほど、音楽性豊かな音色に変わったと思います。 
ただしこれからMXをチューニングするので、また追い越されるかもしれません(^^; 


最後に。
 今回はSTUDIO越えのメロディーを!という事でのチューニングで、一応成功と言える結果となりました。 
ただセッティングの時間も少なくエージングも0、まだまだツメの甘いところもあるので、 
今後の成長を楽しみながら見守るスピーカーとも言えそうです。 
こういうチューニングをおこなう人は少ないと思うので、これはこれでアリだと感じました。 
何より聴いてて「
楽しくなる 」 「 もっと聴きたくなる 」と感じれば、テンモニもきっと喜んでくれるでしょう。 
とても意味のあるチューニングとなりました。 

 すこし前の話ですが、チューニングしたようなスピーカーがあり、それは私がやったものだとして売られてました。 
そのスピーカーを買った購入者から連絡が来て発覚しました。あきれた内容だったのでスピーカーを確認するまでも 
なかったのだが、一応確認してみると部品は手つかず、配線は取れかかりなど、いいかげんな内容でした。 
その後またヴァリアスクラフトがチューンしたと歌われ、またまた購入者より発覚。 
そして軽く事件沙汰になったという経緯があります。 
YAMAHAのスピーカーでそんな事があったので、今回は無意識にキツイ書き方や御託が多かったかもしれませんが 
多めにみてください。 
オーディオは狭い世界でもあり、不透明な部分も多い世界です。 
ですがオーディオ好きやマニアの方は立派な方が多く、そんな方々から経験をもらい続けてこれました。 
山形のオーディオラボさんやロビン企画さんなど丁寧な仕事をする一方で 
オクではてきとうで値をつりあげる匠もいますのでご注意ください。 
今後は何か対策を施す必要があるかもしれませんね。嫌な話しで失礼しました。 

さて次回、JBLの4310と思っていたのですが、なんと紹介前にすでに売れてしまいました! 
 ○○○様、ありがとうございますm(_ _)m 
依頼品などの場合、一応オーナー様の意志を確認してから紹介するのが私のやり方なので、 
とりあえず別の機種をUPする予定です。フルレンジになるかもしれません。お楽しみに♪ 

YAMAHA NS-10M 1978年〜 1台¥25,000円
メーカー解説:高性能大型スピーカーの大きさだけを小さくした高性能小型モニタースピーカーを目指して開発されたスピーカー            システム。愛称はビックベン。
方式 2ウェイ・2スピーカー・密閉方式
使用ユニット 高域用:3.5cmドーム型 ・低域用:18cmコーン型
再生周波数帯域 60Hz〜20000Hz
インピーダンス
出力音圧 90dB/W/m
クロスオーバー周波数 約2KHz
外形寸法 幅215×高さ382×奥行199mm 
重量 6kg


他では買えない効くサプリが豊富

 


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