●今回は激レアスピーカー「 SONY SS-X100 」チューニングバージョンのご紹介です。
●オークションを見ても年に1、2台しか出品されない
激レアスピーカーがこれ、SONYのSS-X100
特徴は何と言っても鉄でできたBody。
サイズ超えた重量感には驚きました。

私は3、4年前くらい、ユニットが目的で4セット購入。
その時はこれで自作スピーカーを作ろうと思ってました。
だがあまりにも素性の良い鳴りっぷりに感銘、
「 これはオリジナルの方がいいだろう 」と
そのまま保管してありました。

今回はこのSS-X100をチューニングして欲しいとの
ご依頼があり、丹精込めて製作したいと思います。
●まずはネットワークを取り出し、部品を確認。
●パーツ構成はこんな感じ。
●オーナー様はバイワイヤリングがご希望。
だからネットワークは新たに作ります。
まずはターミナルを取り付けるベースを製作し
塗装しました。
●本体も塗装。
傷が付きにくいような外装がいい!
とのご希望でしたので、
今回はウレタン(2液)クリアーで仕上げました。

艶消しですが、いつものアクリルより
ほんのちょっとだけ艶がある、1,2部艶な具合。
心なしか高級感あります。
●ネジも同色で塗装します。
●ネットワークで使うパーツ。
まずは使いそうな物をそろえテストしていきます。
●構成が決まったら組み立て。
そしてネットワークの完成!!です。
パーツが大きいというよりスピーカーが小さいので、
配置には色々と悩みました。
それと外装が鉄なので、
いつもより入念な振動対策を心がけました。

一から作ったネットワークは、効率がとても良くなります。
音質はオリジナルを極力維持したかったので、
コイルと抵抗はそのまま使うことにしました。

独立型ネットワークと部品のグレードUPだけでも、
見違えるような変化で、高域がとてもシルキーになりました。
チューニング成功です。
●完成したネットワークを組みあげます。
ケーブルはオリジナルと同等の長さだが、
固定してあるので、やや取り付けに苦労しました。
●これはオリジナルのSS-X100

今回チューニングした結果
●こうなりました。
そして完成です!!

●フロントはとりあえずオリジナルのままに。
ネットが黒いのでフロントまで黒にすると
ただの真っ黒箱になりかねないと思ったからです。

背面のステッカーは貼りなおしました。
●自分で言うのものなんですが
すごくかっこいい!

特に後ろはいい雰囲気に仕上がりました。
普段見えないのが残念ですね。



●インプレは割愛しますが、やっぱ2wayはいい!!
これ聴いちゃうとフルレンジには戻れなくなりそう。
フィーリングは「 前回の記事 」を参考にしてください。

最後に。
実に7か月ぶりのメーカー製UPとなりました。
それだけ自作のオンパレードだったようですね。
とりあえず今は早く新HPを完成させねばという
気持ちでいっぱいです。

今まで200台以上のチューニングをおこなってきましたが、
今回のSS-X100はTOP10に入るほど、
心に残るスペシャルエディションとなりました。
かっこよく生まれ変わった成功例ですね。
きっと喜んで頂けることでしょう。

 次回、自作スピーカー(フルレンジ)は毎回ボーカルに
四苦八苦してました。
そんなところでボーカルが良いと評判の”ハーベス ”を
投入する予定です。お楽しみに♪


 


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