DENON・90年代を代表する、トップエンドスピーカー。
そんな気になるモデルが、このSC-E757。
このスピーカーはワンオーナー品で、10年以上経ってるとは思えないほど、程度がいい。
ユニットはノーメンテなので、メンテすればかなり蘇る。はたしてどんな音がでるのやら
さっそくメンテナンスをしてみましょう。


DENON SC-E757 1996年 140000円 ペア
メーカー解説:スピーカーシステムにおける音楽性豊かな音の再生を目指し、
その鍵となる素材と音作りの技法にヨーロッパの技術を用いて開発されたスピーカーシステム。
方式 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・防磁型
使用ユニット 低域用:14.5cmコーン型 ・高域用:2.5cmドーム型
再生周波数帯域 35Hz〜45kHz
インピーダンス
出力音圧 88dB/W/m
クロスオーバー周波数 カタログ記載無し TW 約3.5KHz WF 2KHz ともに12dB/oct
外形寸法 幅200×高さ350×奥行260mm
重量 6.5kg
↑こんな感じで視聴します。
写真のようなセッティング前に、必ずモノラル(1個)で視聴し、音の特製を確認してます。
という事で、最初にモノラルでのインプレから。
まずは一言
中域が凸で、 ちょっとこもってますね-
このスピーカー、シルクのような高域、と他の方のインプレでよくみかけますが、それほどでもありません。
刺激が少なく、柔らかい音だから、そう聞こえる感じがする程度です。少しフン詰まり感がありますね。
ただしこれは、エージングでかなり改善される(事を願う)と思います。

問題の中域だが、この凸は少し癖の凸。
無駄な響きがほとんど出ないほど、とにかくしっかりした剛性が感じられる箱。
そんな箱だから、この凸は箱の相乗音ではなく、完全にネットワークで調整された凸のようです。
癖は、ビクターSX-V1と同等。経験上、モノラルでこれくらい癖があったほうが、ステレオで聴くと、自然になる場合が多い。
低域
全体のバランスの中で、ウーファーの能率が高いから、こもって聞こえる。
これはDENON製品全般に言える、特徴ですね。
ただし、この低域は素晴らしいもので、キレのある重低音が、小気味よく鳴ってます。
20cm以上だったら、ボーボー音が強く、酔うような不快な音が出るスピーカーもあるが、
こんな中型サイズ(14.5cm)で、これだけ低い音が出るからこそ、気持ちの良い音が、奏でられるのだと思います。
低域はDENON製品、最大の魅力の一つ。ただし、これも出すぎと感じる面もあるし、そう思う人も多いでしょう。
だからバランスは良くないです。
バランスが改善されれば、かなり良いスピーカーと言えるでしょう。

ステレオ視聴
問題の中域はステレオの場合、やはり自然な音に変化しました。
ボーカルは、凸のつっぱりではなく、「 浮いてくる 」高級感の感じられる音。
艶っぽい声質は中々のものだが、少し輪郭が鈍いので、定位が悪く感じます。

写真右側、先日作ったSC-F100と並べてみました。
サイズも重さも、ほぼ同等。この757、パッと持った時、あれ?結構軽いな-という感じでした。
音質ですが、これが驚き、「 まったく同じ 」と言えるほど近いものがあります。
F100は切り替え式で、WFの能率がノーマルの場合、かなり近い音質です。
というか、点数を付けると
F100(スイッチ・能率DOWN)が
100点とするならば、757は70点くらいかな。
超高域に関しては逆で、757は断然伸びが良く気持いい。
全体音としての点数ですが、ソースはボーカルものがほとんど。
ボーカルの輪郭がシャープで、浮いて聞こえる音は、完全セッティングのF100に、分があるようです。
約7倍という値段(定価)の差を、ひっくり返した結果ですね。
だがこの757、ポテンシャルは良く、少しの改造でかなり良くなるでしょう。見た目のオーラもバッチリですしね。
で、そんな所が改善された「 SC-E757U 」の登場です。
2010年、春頃発売予定(1台12万円)の、SC-E757U。
インプレをするという事で、先行してメーカーより貸出してもらえました。
まずは見た目ですが、これ、ピアノブラックならぬ「 まさにピアノ 」をスピーカーにしたスタイル。
先代757は、箱の鏡面ブラックに、ユニットが完全に負けていた(見た目)。
私もここがかなり気になっていましたが、バッチリ改善されたようです。
他に気になる所は、背面に付いたロータリースイッチ。これは3接点で、3種類の音質が楽しめます。
まさに、願ったり叶ったりですね。
さてこのSC-E757U。
インプレに入る前に・・・
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・バレました?
757U、ほんのジョークです(^^; m(_ _)m


まァこんな具合で、発売される可能性があるかもしれませんし、
今時ここまでの鏡面仕上げなら、値段もそれなりにするかもしれません。
という事で、勝手に名付けたこの757U、改造行程をお見せしましょう。
まずはユニットを外します。ネジは六角、傷つけぬよう、慎重な作業になります。
内部、ほぼ全面に吸音材が配置されてました。
箱の材質は、何かの合板とMDFの混合のようです。切断面を見ればわかるが、とにかく厚い。
メーカー製としては、異例の18mm。補強は無く、Fバッフル裏にしきりが一枚。
高級って事もあるが、ちょっと擦っただけで傷が付く鏡面仕上げ、だから扱いには気を使いますね。
底に貼るコルクシートは、先に貼っときました。
ウーファー。デンマーク製のユニットで、見た目は極普通。
底に貼ってあるブチルゴムは強力で、そのまま床とかに置くとくっついてしまう。だから、あらかじめ紙を貼りました。
マグネットサイズは、それほど大きくはない。 フレームは金属でできており、剛性は高い。
エッジはゴムエッジで、若干厚めのゴムを採用している。
コーンは何かがコーティングしてあり、大理石のような模様になっている。
メーカーは、特徴がふんだんにあるような書き方をしてますが、見た目的には普通です。
この普通ってのがいいのかもしれません。やみくもに巨大なマグネットなんかよりもね。結果は音ですから。
直列で繋がったコンデンサーが配置されており、これは後から追加した物と考えられます。
小さい値なので、外しても微妙な違い、18dB/octにしたとかじゃありません。
こんなところは、煮詰めてるな-、なんて音に対するメーカーのこだわりが十分に感じ取れ、良いと思います。
ツィーター。これもデンマーク製で、パッと見、特別な特徴はない。
マグネットサイズは普通。表面のカバーは、プラスチックで残念。ワンタッチで外せるが、外す意味はないでしょう。
だが意味も無いのに外すのがメンテナンス。E252のようにオイル(珍しい)は充填されていませんでした。
表面はネジ留めじゃないので、見た目はスッキリして、いいですね。
音質は中々良いが、特別ここが凄い!とか高級だっ!とかは、感じられませんでした。
さて、ユニットを外した後、裏ぶたを開けます。
電動工具を滑らせて傷をつけないよう、気をつけます。ネジを外すと簡単に外れました。
ふたはいたってシンプルですが、配線が短いので先に外します。
この背面の仕上げだが、鏡面にはほど遠い7割仕上げってとこ。
背面もきちんと鏡面にして欲しい!と思いますが、自作スピーカーなんかを作ると、背面は少し手を抜くので、
気持はわかります。
内部。特別変わった凸補強もなく、シンプル。ただし、背面板をささえる板が、十分な補強も補ってます。
吸音材をずらすと、底にネットワークがありました。 ケーブルは結構太いです。
この板、何合板かはわからないが、何か響きでも狙って採用したんですかね。それともただのあまり?
MDFより合板のほうがネジが、噛み、やすい。だから使った、といったところでしょう。
側は全てMDF。MDFは響きが少なめ、ナチュラルですから、私からすれば、へたな合板使うより、良い選択だと思う。
前回作った自作スピーカー。あれはユニットが乾いた音なので、響きが出るように狙い、あえて合板を使いました。
吸音材を全面に配置してある、という事も振動制御にひとやくかってるが、
18mmは、補強がいらないと感じるほど、剛性が高いですね。
それにしてもこの箱、コストと気合入ってるな-と感じるほど、良い物です。
ネットワーク。ネジ+ブチル留めですが、ブチルが強力で、外すのにコツがいる。
まず目についたのが、良さそうなコイルと、Uシグマ(FOSTEXコンデンサー)。
DENONお決まりの抵抗も、しっかり配備してあります。
WFは約 2KHzカット、TWは 3.5KHzカット、共に12dB/OCT。
安いスピーカーは、ネットワークが6dB/OCTとかレスが多いが、高いスピーカーは、必ずと言っていいほど、
ネットワークにコストをかけており、12dB/OCTや18dB/OCTになっている。
そのネットワークの違いが、大きな音質の差をうむわけで、安いスピーカーでもネットワークしだいでは、
高級な音が出せるようになる。
私はオーディオメンテにはまるというより、ネットワークと中域に、魅せられたのかもしれません。

この757だが、音を聞いた限り、TWは電解コンデンサーの、バッキバキに鋭い音の方が、合ってるような気もする。
だいたい良いフィルムコンデンサーは、TWに付けてやろう!と思われがちだが、
私は逆で、ウーファーに良いコンデンサーを付けたほうがいいと思う。
まァ、両方にいい物を付けるのがベストだが、ユニットの特徴を見極め、狙った音に合う物が、一番の選択でしょうね。
テスト風景。
こんな感じで、ユニットそのものの音を確認しています。
テスト前より、これだけはやったほうがいい、と思っていたので改造します。
まず穴を開ける前に、マスキングテープを貼ります。
9mmの穴を開けます。板が18mmですから、カスの量も多いですね。
穴を開けた後、このように加工します。
ここにロータリースイッチをはめ込みます。
このスイッチ、1回路3接点というシンプルな物。2接点でも良かったが、見つかりませんでした。
トグルスイッチに比べ足が長いので、多少グラつきます。グラつきや接点不良は、それだけで音質劣化の原因ですからね。
グルーでがっちり固定しました。
私がよくスイッチ類に使うケーブル(左)。これは22AWGで、テフロン被覆の銀メッキより線。
銀としては癖が少ないより線で、ナチュラル傾向な音質です。
なによりテフロンは燃えにくいし、耐久性があるので安心して使う事ができます。
あと、いつも銀ハンダを使ってるのですが、銀線の場合、スーっと一瞬でなじむので、楽でいいです。
右は、サーマックス製だったか、26AWG・純銀メッキの単線。被覆はテフロン。
1本は細いが、3本よってあるので表面積も稼げます。
この線、とにかく透明感があり、繊細な音を表現するには、もってこいの線材です。
これをハイブリットで使い、作ったRCAインタコがありますが、何人かの方も試し、すごい好評だったものです。
デッドストックで残り1m。RCAは作れる長さではないので、この線を
TWに使います。
中・低域、ウーファーには、とにかくワイドでストレートな音質が特徴のモンスター。
右の写真でわかるように、純正ケーブルも2mmと太めですが、このモンスターは約3倍の太さ。
これだけ太いと能率が高くなる(下げたいのに)、という心配もあるが、ウーファーはブッとい物が一番です。
このモンスターもこれで最後。また古いデットストックケーブルを、探さなければなりませんね。
コイル、コンデンサー、抵抗を追加。
こんな感じで、仮止めします。
線を銀ハンダで取り付け、各部をグルーで補強し完成。
ロータリーは背面板なので、線を少し長めにしました。
ユニットのお色直しに入ります。
これはウーファーのフレームで、表面が凸凹とざらついてます
カッティングシートを用意。フレームに合わせてカットします。
私のHPで何回か登場してますが、昔、看板を作ったりしていたので、カッティングシートの扱いには慣れてます。
これは耐久性のある野外用、光沢の白。
Libertaという物で、3Mより薄く、曲面に貼る場合には優れています。
その曲面は、こんな感じに処理します。 今ではほとんど見かけなくなったジュースビン。
それのふたのような感じですね。
完成。TWのカバーも貼ります。TWも若干だが、表面にざらつきがあります。少しなので、まったく問題ないが、
ウーファーのフレーム側は、表面処理をしていないので、このまま何年ももつのか?という心配が多少あります。
ほんとは、塗装した方が何倍も楽でいいのだが、まァ元に戻せるって理由で、カッティングシートにしてみました。
TWは凹の曲線なので、切り込み入れてます。その切り込みも塗装処理したので、ほぼ目立たなくなりました。
それにしても、カメラが馬鹿なのか?露出をけっこう下げてるが、白って潰れますね。
ネジ頭を白で塗装します。白と金の組み合わせも上品で、金色にしようかと悩んだあげく、白にしました。
下地が黒なんで、重ね塗り3回です。
箱の仕上げに入ります。とにかく磨いて磨いて磨きぬく。ただそれだけ。
そんな単純作業は、以外に骨が折れます。
磨いた後、ブリスでコーティングしました。種類は少ないが、ガラスコーティングはブリスが一番でしょう。
この箱、ほんとに程度が良く傷がない。見えない所、片側の下角にあった1mmの傷だけ補修しました。
鏡面仕上げのものは、フキンで拭いただけでも、スクラッチ傷のような線傷が入ります。
そんな線すら、目立たなくなるよう磨きました。新車を超えた輝き、ってやつですね。
ターミナル。白く、くすんでるの解ります? 全て磨き、コーティングします。
完成したネットワークの取り付け。 ロータリースイッチは取り付け後、裏側をグルーで軽く埋めます。
つまみを取り付けます。これ純正風のゴールドで、かっこいいでしょ。
アルミ削り出しで、かっこいい物もあったが、1個1200円だったので止めました。ネジ留めなので簡単に交換はできます。
出具合は、ターミナルとほぼ同じくらい。
ユニットの取り付け。 傷がつかぬよう、慎重に作業します。
予想通り、ネジを締めると塗装が剥れます。再塗装。埋め気味に塗料を盛ってますが、乾くと少し引けます。
パッと見、ネジに見えないような、いい具合を狙ってみました。
最後の作業、サランネットの仕上げです。ちょっと高級なベルベット生地を貼ってみました。
ワインレッドと迷ったのですが、無難な黒にしました。
もう少し光沢あってもいいな-なんて思ったが、まァ中々高級感があります。
ていうか、このネット757の物ではありません! 貼り終わってから気づきました(^^;
こっちが757の物です。 また貼るのがめんどくさい。
純正はこんな感じ。透けててかっこ悪いですよね。ちなみにDENONのロゴプレートだが、これ金属製でした。
こういう小物こそ、安いスピーカーに設定すれば、魅力が数段上がると思うんですけどね-
貼り終わりました。
って、これ一つ問題がありまして。生地が厚いせいか、かなり高域が遮断されてしまう。
最初聞いた時、ん?TWから音が出てない?なんて思うほどで、付けたままでは、とても聴けたもんじゃありません。
逆に、超うるさいスピーカーには、いいかもしれませんね。
完成!!! いかがでしょう。ピアノをスピーカーに変身させたのが、これです(笑
白い車に、アルミとかエアロとか、要所々黒にする、ってのが、ちょっと前に流行りましたよね。
あれかっこいいな-なんて思ってましたが、そんな雰囲気もイメージにありました。

今回はトグルスイッチではなく、ロータリースイッチを使いました。
目的は、ウーファーの能率を落とす事。 3接点なので、ついでに中域をクリアーにしてみました。
しっかし鏡面物って、何でもかんでも写り込むから、写真撮るにも神経使います。
じっくりエージングして、インプレに入ります。
まずノーマル(
)だが、ケーブル交換とエージング効いてきたのか、
高域がだいぶ伸びるようになり、気持の良い繊細な音が表現できるようになりました。
長時間聴いていても、気持いい(ノッてくる)ので、STWのような超高域・20KHz以上が、きちんと出てるな-なんて気がします。
中域。モンスターの恩恵か、解像度が上がり、ボーカルの浮上感が強くなった。(エコーのような凸響きではありません)
ただ、F100と比べてみても、私の中では、もう少しボーカルの輪郭がシャープだと、なおいいと感じる。
低域。言う事無いですね。申し分ない。

次にウーファーの能率を、約2dBほど落としたもの(

これは↑のバランスイメージでもあり、非常にバランスが整った音です。
低域を落とした事で、中域・ボーカルの輪郭はシャープになり、定位もかなり改善されました。
高域の繊細な音も、より鮮明に感じる事ができます。
低域は元々出すぎに感じる事もあり、これがちょうどいい塩梅でしょう。
ここの改造は簡単だし、ほんと、ちょっとした事なんですよね-。
ネットワークには抵抗が2個(TW用とWF用)付いておりますが、TW側の抵抗を取っても、バランスは取れません。
私は抵抗をとってバランスをとるのではなく、抵抗を足してバランスをとってます。
結果、能率は下がりますが、音が暴れず歪みにくくなり、繊細な音も感じられるようになるからです。

3つ目は、中域をクリアーにした音(

これは、ウーファーのクロス値を上に伸ばし、ウーファーからより高い音が出るようにしたものです。
ウーファーの高い音を利用してるので、全体音は明るくなり、ウーファーの能率を下げなくても、だいぶバランスがとれてます。
中・高域の癖を減らした、マイルドなクリアー質なので、
ボーカルの輪郭もシャープになり、定位も良くなってます。
ただし、重なった音が多い為、ボーカルの浮上感は(
)よりも少なく、若干鈍くなったかのような、雑身もあります。
リアル系まで、あと一歩、と言ったところでしょうか。

ツイーター側のネットワークは、いじりませんでした。
ボーカルをもっと、私の理想に近づける場合、ツィーター側もいじる必要がありすが、
1回路では足りなく、配線の取り回しも全て変更しなくてはならない、面倒で大変な作業になるので止めました。
大変と言う事もありますが、それよりもこの757は中々良い音で、
特に(
)で視聴した場合、この音ダメだな、なんて言う人は、まずいないでしょう。
そんな理由もあります。

N・H・M こういうのは名前を付けるのが難しく、
Normal High Mid から取ってみました。

声質はいいので、JAZZ・POP・ROCKと、すべてのボーカルものは、相性がいいです。
私はレベッカとか聴くのですが、低域がもう少し欲しい!なんて古いソースや、小音量では、ノーマルか(M)がいいです。
超高域が柔らかく出ているので、BGM的に長時間鳴らしっぱなしでも、気持良く聴いていられるほどです。
クラシックを聴く場合、ノーマルだと中域に癖があるので、癖が少ない(
M)がいいでしょう。
パイプオルガンのような、重なった低域も、重厚な厚みで楽しめます。

何よりも、一番相性がいいのが、
ピアノ
これ
ピアノの音を完全に再現 する為のスピーカー! と言えるほど、抜群にリアリティのある音が出ます。
外観もそうですが、FOSTEXのドラムのように、これはピアノに照準を合わせ、セッティングしたように感じました。
とにかく、ピアノのソースをよく聴く人は、これ以外のスピーカーはありえないでしょう。

最後に。
よく、ヨーロピアンサウンド、という文句を付ければ売れる、と勘違いをしているような説明文を見かけますが、
そんなスピーカーは、たいがいファンファン鳴るような、貧弱な物が多い。
ヨーロッパのユニットを使っているという事で、ヨーロピアンサウンドを否定できなくも無いが、それも微妙なところ。

ヨーロッパの石造りの家で聴いた音、その印象を、サウンドに調整してる事がほとんどだが、
今の日本の住宅事情、フローリングがほとんどで、そういうヨーロピアンサウンドは合わない気もする。
このSC-E757
最初はそんなヨーロピアンサウンドだと思っていたが、出てきた音はまったくの別物で、
純粋に良い音を出したい!という開発陣の、意気込みが感じられるようなスピーカーでした。
やっぱ黒の鏡面って高級感ありますよね。

      ・・・        ・・・・・