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●箱、ユニット、ネットワークとすべてのレストアが完了しました!いつもこの写真を撮るたび
「 ああ、あと一息で完成だな 」と安堵します。
オールアルニコユニット、かっこいい!ですね〜。
特にD131のマグネットが大きくて大迫力です。
ここまで程度の良い物を集めるにはそうとう時間と労力が必要なわけで、オーナー様の情熱がとても感じられます。これらを組み上げれば最高の一台になるのは間違いないでしょう。
●最後はユニットを箱に組み込む前に、今一度最終チェックをおこないます。レストアやリコーンはほぼ完璧に仕上がりましたが、一つだけ、スコーカーLE5-2のセンターキャップのボンドが少し多すぎました。すみませんm(_
_)m
D131などの30cmやLE8Tの20cmあたりは簡単ですが、10cmクラスは難しいとあらためて実感し反省しております(^^;
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●4311WX-Aのレストアも完了しました。
オリジナルの質感を残しつつ新品の雰囲気をまとわせられるよう、隅々まで丁寧に手を入れてます。 |
●こちらもユニットは上物です。
スピーカーの要であるユニットには、錆が再発しないよう徹底的に処理してます。見た目はオリジナルのままで、中身は最新のフルチューンで音質もアップ。 |
●2mmの純銅単線で2213のポテンシャルを最大限引き出します。まさに羊の皮を被ったオオカミと言ったところでしょうか。この音を一度聴くと撚り線に戻れないオーナー様も増えております。 |
●吸音材を追加設置したあとネットワークを取り付け、最後にユニットを慎重に装着します。 |
●こちらはMKII。
MKIIはユニットの配置がシンメトリーになるので、ネットワークの配線は左右で長さが少し違います。
そこをどちらかに合わせてしまったりすると、最後にケーブルが届かない!なんてミスをおこすので注意が必要です。(以前4312Aでやりました(^^; |
●JBLでは位相を合わせるため、ネットワークの方であらかじめ+-接続が逆になってます。ですがこちらのバイワイヤの場合それをやると、上と下で+-が逆になりよけい混乱しそうだと思ったので、ユニットの方の接続で調整することにしました。 |
●吸音材→ネットワーク→ユニットの順で装着していきますが、ウーハーは重いのでツィーターの穴から手をつっこみ、ユニットを支えながら装着します。そのように慎重におこなうのは、新しい箱・塗装への配慮です。せっかく塗装したのに傷つけられませんからね。 |
●ウーハーのあとツィーターを取り付け、ネジのトルクを確認しながら締めていきます。もちろん手回しです。
今までに無い斬新な組み合わせが超新鮮です! |
●と感動に浸るのもつかの間、問題発生です。
D131は元々8穴なので、4穴仕様に変更したわけですが、このネジ穴が意外にも「 大きかった 」
ネジを締めこんでいくといつも以上に深くもぐり込むので、あれ?なんて思いつつ確認すると純正のネジ頭がユニットの穴にスッポリ入ってしまいました(汗
ネジ穴の位置にばかり神経を取られていたせいか、そこまで気が回りませんでした。ちょっとびっくりです。ワッシャーをかませば問題ありませんが、通常のワッシャーではフレームにあたってしまい装着できません。なら小さいバネタイプならいけるかと変えてみると、ワッシャーごとネジ穴にもぐりこんでしまいました(汗 そこで写真のよう、ワッシャー自体を加工することに。これでなんとか装着できました。強度も問題なさそうです。
D131はリコーン時から、コーンの加工やらガスケットの取り付けなど色々と小問題が出てましたが、最後の最後にネジ穴でダメ押しされました(^^; もう大丈夫でしょう。 |
●最後はオーナー様がアメリカから取り寄せた新品プレートとマジックテープを取り付け |