●さきほど作ったフレームに両面テープを貼ります。
●織り込んで貼り付け。ホッチキスで止めます。 ●反対側も同じように。ここで難しいのが引っ張り具合。一般的な布ならピンッと張ればいいが、これは伸びる伸びる、どこまでも伸びる。
伸ばしすぎると薄くなる。難しいですパンストっ!
●上下も織り込んで。 ●余分な所をカット。
●1枚貼り。なんか薄いですよね。スケスケですw黒ならいい塩梅かな?
●で、2枚貼りにしました。いい感じです。この写真は何か?よけいスケて見えます。
●こっちの方が実際の色目に近い。
装着はマジックテープで。フレームは小さくて軽いので細長カットにします。
●マジックテープはシール剥がして貼るだけの簡単ものだが、より粘着力を高める為スーパーXで強化。
●乾燥しました!施工から10日目。この塗料は浸透力抜群だがOILのよう乾きにくいのと
少し値段が高い(200ml 約1000円)のが難点です。。
粘度が低めのニスとか、小口テープのほうが数倍、数十倍楽でしょうが、
音質の実験 」も兼ねてるので、地道にやりました。
が、それは最終手段という事で、ここは段階を踏んでみます。
これでどれだけ「
響きが良くなるのか? 」いよいよ待ちに待った組み立てに入ります。
●部品確認後、ターミナルを穴へ。とりあえず純正使います。
●矢印のダブルナットは緩みにくくなりますが、きちんとしめないと空回りの原因にもなる。 ●今だ便利なラジコン用十字レンチ。
●説明書と手順が違いますが。 ●一枚づつはめ込みます。
●ケーブルを通す溝。 ●内部板を全部はめました。
●中域を削るため、実験で一番効果があった場所に吸音材(ミクロンウール)を貼ります。まずはブチル。 ●音道をふさがないよう注意します。
写真よりさらに潰して装着します。
●ここも付属のフエルトはやめて、ミクロンウールを貼ります。まずブチル。 ●なるべく空気室は広く、音道はふさがないように設置。
●最初組み上げた時、バッフル上部(1)が1mmほど出っ張っていた。気になると止まらないですよね、こーいうのって。で、今度はバッフルと本体上面をツラにすると側面(2)が・・・。
これはバッフルの寸法がダメのようです。ハァ〜
●MDFは湿度で変形しやすいので1mm厚のMDFがパッキン代わりに付属してました(3)。それを挟まないとバッフルがゆるく外れる。そこまでわかっているのなら、内部をなんとかした方がいいのでは。
●やっと完成!自作気分は十分に味わえましたが、精度がいいぶん
反りとかも逆に目立ってきてけっこう苦労の連続でした。
さて気になる音「 お・お・お〜 」だいぶ良くなりました。実は4、5回調整しています。
まずは中域、よけいなエコーがだいぶ減りました。
それによりボーカルの輪郭が明瞭になり、だいぶ聴きやすくなりました。
何がどう作用してるのかわからないが、耳にキーンとくる嫌な帯域も減りました。
最初に聴いた時の「  なんだこの音?箱鳴りか? 」と感じた音もだいぶ減りましたが
低域の量感は残念ながらあまり変わりませんでした。
高域はホーンにも乗ってくるのか、ギラツキは無いがまだ少し多めです。
低域があと2割増えてくれるとバランスも良くなりそうだが
最初に比べるとかなり「 
気持ちいい音 」に変わったので良しとしましょう。
気持ちよくなった分、色んな曲も聴きまくれます。

あとはバックロードが原因なのか、この箱が原因なのかはわかりませんが、
ボリュームを上げるとユニットの限界(ビリつき)が早い気がします。
次はユニットのマッチングですが、
これハッキリ言って「 
SA/F80AMG 」しか合わない気がします。
バスレフだとボーカルが若干引っ込む80は、程よく前に出るようになりバランスも上々です。
こういう音は密閉やバスレフでは出せないので、良い経験になりました。
よくよく考えるとホーン(管楽器)ですもんね(^^;
フォステクスの88ES-Rとかなら、もっと良く鳴るのでしょうか?
今回は「 
バックロードメガホン 」と言えそうな印象のスピーカーでした。
●最後に。左右が近い場合↑のような「 ハ 」の字にしないと、低域が消されます。普通のスピーカーとは違い不思議ですね。 ●低域が足りない場合はコイル(0.15辺り)をかますのも有りです。80は箱によっては高域が伸びすぎる場合もあるので、聞きやすい音に変わりますが、バランスを取るのが難しい。

          
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