●今回はアルペア7の限定ユニット MAOP の登場です。
MAOPはかなり数が少ないようで、欲しくても入手できないほどのユニットです。 |
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●そんな希少ユニットを M様 のご好意で
お借りすることができました!m(_ _)m
FOSTEX 138ES-R以上の期待感胸が高まります!
さっそく到着した箱を見ると、なにやら手書きの文字が。
何か遠い知り合いから久々に暑中見舞いが届いたような、
そんな気分が味わえる心境です。
手書き、すごいですね。
右上の白丸シールには何とネームが。
名前なんで一応ぼかしてました。 |
●開封♪
まず目についたのがデータシートの手書き文字。
手書きのオンパレードだ。
同時鮮やかな白が目に飛び込んでくる。
白いコーンに白いカバー。
只者でない雰囲気がプンプン伝わってきます。
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●コーンに触れないように!という注意書きあるので
気を使いながら取り出します。
そしてデータシートに目をやると
左右個別で計測されてる模様。
このあたりが、日本製にはない海外の「 粋 」ですかね。
自作ではこのデータを気にする方も多いですが、
私は昔からぜんぜん気にしません(^^;
ただこの数値は、箱のサイズが目安になるそうです。 |
●付属品は本体とカバー、そしてネジというシンプルなもの。
ただしカバーは白と黒の2種類が付いている。
もし木目とかのカバーだったら
もっと鮮烈だったかもしれません。
カバーはエポキシ系接着剤で接着してからお使いくださいとHPに書いてありました。
エポキシはカチカチと柔らかいのと2種類ありますが、カチカチの方ですかね。
いずれにせよ精度もわりといいので、何もしなくても大丈夫そうだが気になるようだったら両面テープでも十分です。
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●さて、MAOP最大の特徴であるこの白いコーン
ベースの素材は?わかりませんが
時間をかけ表面処理したもので
↓この穴が不要振動を消してくれるそうです。
←
とまぁ超ざっくりした説明だが、とにかく手間がかかっており
数が作れないから金額も跳ね上がったらしい。
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●普通カメラでアップ(マイクロ撮影)を撮ると、
肉眼では見えにくいものが見えてくるのだが、
これはその変化があまり感じられません。
無数の穴が開いてるのに超ツルツルってのが凄いのかな。
←裏か見るとやや透けた感じで、薄くて軽そうなのが十分に伝わってきます。
メーカーのこだわりは見ただけじゃわかりませんが、
この白はとてもナチュラルで品があります。 |
●こちらはダンパー。
これも薄そうですね。
薄いダンパーはマークオーディオの特徴でもある。
中央部、むき出しのボビンも新鮮で
リード線のハンダ付けや接着など、丁寧に加工されてます。
コイルの形状も見てみたいものです。 |
●エッジはゴムで、凹貼りもマークの特徴。
エッジは他のパーツのとうな極薄ではなく
わりとしっかり感があります。 |
●裏から。
エッジの表面に微細な凸凹が見えますが
そのあたりもこだわりでしょうか。
耐久性は5年くらい経たないとわかりませんが、
たぶんその辺も考えてるでしょう。 |
●フレームやマグネットは
普通のアルペアと同じようです。
もしこのフレームがアルミだったら
見た目の高級感が2、3倍はアップするでしょうね。
車のアルミボディのよう、見た目じゃわかりませんが
所有する喜びみたいなものが出るはずです。
でもこの樹脂がいいということで採用してるのが、マークオーディオの特徴でもあります。
音質的にはわからないが、耐久性は間違いないでしょう。 |
●素人的レビューで伝わりににくかったらm(_ _)m
お次は肝となる箱で
こちらのスペシャル積層箱に装着します。
一級合板の積層で内部がラウンド構造。
サイドには鉄板補強で、不要振動を完全排除。
そして一体型で約50mmのポートも最大の特徴です。
12mm板で普通に組んだ箱にくらべ、2、3倍くらい剛性が高いのが特徴。12mm箱に補強を入れガチガチにしたものでも
響きがぜんぜん違うのも積層の特徴です。
普通の箱がギターなら、これはピアノって感じですかね。
とにかく積層は鳴り方が違います。
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●今回オーナー様より
アルペア7の115mm(ネジ穴サイズ)と
CHR、CHP、CHNなどの113mmの両方が欲しいということで
←このように加工しました。
通常のXに113mm、十字に115mm
オーナー様にアイデアをいただき製作しました。
これなら両方のユニットを確実に装着できますよね。
簡単な事ほど見落としやすく、とても良いアイデアを頂きました。
私も使わせていただきたいと思います。
元々開口径が95mmだったものを103mmにしたので
少しイビツなのはお許しください。
いよいよユニットを取り付け
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