●今回は以前より構想を練っていた、「 スリム 」型波動スピーカーのご紹介です。
●現在PCモニターを複数使っておりそのうち一台はDVDや動画専用にしています。
モニターではなく普通のTV(27インチ)なので、音は普通に耐えられるレベルだが、映画はもっと臨場感が欲しい。

そこで置き場所にこまらないスリム型の製作にいたりました。
以前から構想を練っていたもので、ようやく完成にこぎつけました。
果たしてどんな音が出るのやら。
●材料はこちら、ボイド菅がベースとなる。

音質重視ってことで8cmユニットは使いたい。
でも8cmを搭載するには、最低でもφ90の太さが必要となる。
まず100Φのボイド管を用意したのだが、何か
「でかすぎる(太すぎる)な〜」と感じる。

次に75Φと50Φを用意。
50だと細すぎでユニットが限られる。
で75を採用しました。見た目にもバランスがいい。
だが製作には色々な問題も・・・
●とりあえず構想どおりの側を完成させた。

外装は墨黒の2部艶仕上げってところ。
クリアーはやや厚めに塗る。
長さ(全長)が60cmで24インチモニターだとちょうどいい塩梅。
バスレフポートは中央へ装着。
●ユニットはこちら AURASound NS3-194 とHiVi を使用。
AURAは低音出るようなイメージあるが、
こちらはボーカル向け、ノーマルの紙コーン。
小箱に装着してみるとやはり中域の比重が高い。
だが定位の悪い波動にSETすれば、ちょうどいい塩梅になりそう。
低音は少なめだが能率が高いので使いやすそうなユニットだ。

8cmユニットとφ75ボイド管の組み合わせは、
サイズがぎりぎりで加工が必要になる。
まずは矢印部分のフレームをカット。
ユニットによってはかなり手間となる作業です。
●そして削り完了。
スチールフレームは道具も選ぶ。
最初は薄いから簡単に切れるだろう、なんて思っていたが、これがまた想像以上に大変な作業となる。
とても神経使う作業なのでおすすめできません。
●で、なんとか加工し
「 スッポリ 」収まりました!

だがご覧のようネジ止めとかできないので
何か別の加工が必要です。
●もう一台はこれ
HiViのメタルコーン。
フレームは厚みのある樹脂。
●そこで自作”ホットカッター ”を用意。
これだとわりと簡単で奇麗に切れる。

付焼刃のホットカッターでは色々と不具合も。
やはり専用品が欲しいですね。
●そしてこちらも
すっぽり収まりました!

75Φに8cmをどうして収めたい!

という願望は、こうなりました。

限界サイズと言うよりは、
ボイド菅自体がフレームの代わりになった。
●次は本体の加工とターミナルの取り付け。

最初は写真ようにターミナルを足代わり、台の兼用にしようと考えていた。見つめること10分。
紙菅は意外に振動も大きいので、問題出るかも?と却下。
●結局普通に並べて取り付けることに。
他に箱鳴り対策やユニットしっかり止める加工などをおこなう。
筒が細いから手が入らず大変でした。
●台は専用台に。
筒が長いので安定感を考慮しました。
●そしてようやく完成!!
誤ってユニットに指をつっこまぬよう樹脂ネットを装着(接着)。
●モニターに装着するとこんな感じになる。
24インチだとぴったり。
●サイズの合うS字フックを購入。
これが意外に便利。
●収まりはいい感じ。
●このモニターは裏が湾曲してるので装着しずらいかと思ったが大丈夫でした。
●さて、ぼちぼちインプレに入りましょう。
今回は2台のユニットで製作
まずはHiViから、
「 まだぜんぜん硬いな 」

お次はオーラサウンド
「 ボーカルが聞きやすい、わりといいな 」
という感じで、木箱装着とは真逆な感想でした。

例えば
HiVi は木箱で10点、ボイド菅で6点。
オ-ラは木箱で5点、ボイド菅で8点。
という具合で、
ユニットにはそれぞれ相性の良い素材やサイズがある。

木箱で良かったHiViは紙菅だと癖が目立つようになった。
木箱でダメだったAURAは
低音が増強され全体のバランスが良くなった。
ユニットが横向で定位が定まらないから、中域は凸、出過ぎるくらいのフィーリングが好結果をうみだした。

総じて。
そうぞうしてたよりうまく鳴ってくれず、やや微妙な結果でした。
ただユニットが新品で硬いので、エージングでだいぶ変わってくれるでしょう。
●最後に。
デスクトップパソコンをお使いの方なら、きっと持ってるであろう↑こんなスピーカー。
配線だけ切って普通のスピーカーに繋げるのが、手っ取り早いグレードUPになりますね。

 オーディオCDPではなくPC(MP3、WAVなど)がメインなので、必然と対策もしてきました。
中でも一番の問題は”ノイズ ”キーンとか、ザザーとか、PCサウンドにはノイズがつきまわる。
ソケット775、コア2のマザーボードから音も良くなりはじめ、
P55で必要十分、Z68では「サウンドカードいらないじゃん」と思えるほど音が良くなった。
ただし精神衛生的にはサウンドカードは必須で、今はONKYOのSE-300というカードをデジアンプで使ってます。
→アンプ(デジタル・アナログ切り替え)→スピーカーという感じ。

PCオーディオで一番の難敵はノイズですが、もっとも安く収めるなら、まずはスピーカーをUSB出力タイプに変える。
もしくは↑のようなUSBカード型を使う。
それが安くて確実に音質向上が望めます。
いろいろやってると新しいパソコンが欲しくなるが、まずは音質に徹するのもいいでしょう。
新しい音は、新鮮な空間を生み出してくれるはずです。きっと。

自作No,42 「 スリム型 」波動スピーカー 
メーカー解説:
方式 1ウェイ・1スピーカー・バスレフ方式
使用ユニット 全域用:8cmコーン型
再生周波数帯域 60Hz〜20000Hz
インピーダンス
出力音圧 88dB/W/m
クロスオーバー周波数 なし
外形寸法 直径75Φ×長さ600mm 約2L
重量 約1.5kg

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