●今回は自作スピーカーの紹介です。
以前よりマークオーディオ・CHR70や、アルペア7の専用箱を作ろうと構想を練っていた。
バックロードホーンのような長方形タイプでホーン部をこんな感じにしたもの、もしくは
ダイヤモンド・鏡面仕様のどちらかにしようか悩んでたところ
ふと浮かんだのが、これ↓
●パイオニアのエクスクルーシブ・モデル2402
1台100万
パイオニアの最高峰スピーカーの一つ。


このホーンが魅力的で、
いつか作ろう作ろうと思ってました。
●そして決定、さっそく制作へと。
まずは外装の組み上げ。
サイズは約3/1の縮小版。
Fバッフルは24mm。

材料はラワン合板。
コンパネなど安価なものよりやや
硬めで驚いた。
その分穴あけなどの作業は、
以外に大変でした。
●一番のきもとなるホーン。
オリジナル同様、積層で作りました。
●この角度を出すのに一苦労。
●二枚重ねてみる。

スピーカーの制作は同じものを2個作るという
めんどうな作業だが、
数段めんどうなこれは
4個作らねばなりません。
3個目で気が遠くなってきたが、
気合で仕上げました。
●ホーン長や位置決めの為、何度も仮組。
決まったら本体に固定し、その後サイドのR部分の制作。
このサイド部分、微妙なRをつけたかったので
プラ板+ツキ板で制作。

中が空洞なので、発砲ウレタン(緑)を流し込む。
20分もするとご覧のよう、むくむくと飛び出てくる。
飛び出た部分はカット、簡単に切れる。

発砲ウレタンは発砲スチロールの硬質版と
思えばいいいでしょう。
物により違いはあるが、ほとんどはカチカチに固まります。
●全体を軽く磨いたあと塗装(OIL)に入ります。
●これで3回塗り。
乾いたらまた磨く。
●ネットを作ってやりました。
そしてユニットをとりつけ
●完成!!!

こちら合成写真。
右はオリジナルの2402
思考錯誤の連続だったが、
ほぼ狙い通りにできました。
●これは以前制作した
タンノイ・アーデンミニ
中々の完成度もさることながら、
私の作品中、TOPクラスの音質です。

次はJBLでも作ろうかな。
●まだ完全乾燥してないのでやや重目だが、落ち着くともう少し軽くなりそうです。
さて音質だが
フルレンジは2wayに比べ、臨場感が少ないのが弱点の一つ。
そこでこの特徴的なホーンを最大限活かせるよう、長さや角度ななどなど、
何度も音出しを繰り返しながら組み上げました。
 WV-00の臨場感にはほど遠いが、丸型ポートよりは俄然広がるので上出来でしょう。
マークオーディオのCHR70やアルペア7は、全域にわたりバランスのいいクリアーなモニター質。
出だしからレベルの高い音質を奏でるが、この2402ミニは
ホーンから出る中域がアクセントとなり、より厚みが増しいい塩梅になりました。
これと言うほどの欠点は無いユニットだが(エージングに時間がかかるくらい)、
ソースによっては低域がブーミーになるので、箱の剛性は高めるのがBESTと言ったところ。

最後に。
 いつか作ろう作ろうと思っていた、エクスクルーシブの縮小版、やっと完成しました!
見た目の雰囲気や音質も含め、かなりのレベルで満足しました。
 一番作るのが難しかったホーン。
特に角度・丸み具合は、確認しながら少しずつ削り出しの制作です。
手作業なので、同じ形・数を作らなきゃいけないのが一番のネックでした。
全体のバランスや雰囲気は、完成するまでわからないのでドキドキもんです。
もちろんこれはスピーカー、音質も重要なので、その辺りもぬかりなくやりました。
 そしてようやく完成。
じっくりエージングをおこなった後の音出し。
この瞬間がたまりませんね。
なにはともあれ、また一つ課題をクリアしたような、そんな充実感が味わえました。
次は何作ろうかな・・・・

自作No,38 パイオニア エクスクルーシブ2402 ミニ 2013年
メーカー解説:
方式 1ウェイ・1スピーカー・ホーン型バスレフ方式
使用ユニット 10cmフルレンジ
再生周波数帯域 45Hz〜30000Hz
インピーダンス
出力音圧 88dB/W/m
クロスオーバー周波数
外形寸法 240幅×高さ300×奥行280(ホーン凸含む)mm 約8L
重量 5.5kg(1台)

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