オーディオ愛好家にとっては有名なメーカーである、ロジャース。
だがラインナップが豊富なわりに、あまり知られていない?スピーカーがこの LS2 である。
ロジャースと言えば、まっさきにLS3/5Aが頭をよぎるところだが、
その名の通り、LS1やLS5なる物もあるらしい。LS4は?
私は2種類のLS3/5Aしか聴いた事が無く、ロジャース=何?
と、まだまだ掴めていない面が多い。
そこで今回、見た目も一回り大きい、何よりバスレフであるこのLS2。
ロジャースとは何ぞや?に一役買ってくれるのか、興味津々入手したしだい。
さっそく検証に入りましょう。


Rogers LS2 1986年 \100,000(ペア)
メーカー解説:
方式 2ウェイ2スピーカー
使用ユニット 12.5cm ポリプロピレンコーン型ウーハー
1.9cm ドーム型ツイーター
再生周波数帯域 60Hz〜20kHz
インピーダンス
出力音圧 88dB/W/m
クロスオーバー周波数 KHz
外形寸法 幅230×高さ360×奥行210mm
重量 6kg
写真だと奇麗に見えるが、程度は中の上ってところ。
LS3と並べてみた。全体的に一回り大きいのは見て分かる通りだが、ユニットもぜんぜん違う。
ただウーファーサイズは近いですね。
ゴムエッジで動作は問題なし。さっそくインプレに入ります。

まずは一言
「 うわー、初期型って感じの音だよ、これ。ずいぶん軽い音だし 」

高域
どちらかと言うと柔らかめで、刺激は少ないが、少しシャリシャリ感が目立つ。
古い製品でありがちな、伸び悩みにも感じられた。
繊細な透明感の中にも、メリハリがあり、それが鮮度を感じさせる面もあるが、
どこかピーキーな帯域があり、それが嫌味に感じる時もある。

中域
ここが一番特徴的。
これはモニターとして売られていたんでしょうか?
いかにもモニターらしい、やや凸気味の音。
ウーファーとツィーターから出る中域が、5:5って感じだが
ポートからも多少中域がのってくる。
そのポートからは響きも生じている為、多少電子音的でもあるが、声は割と自然。
何と言うか微妙なところで、SX-V1のような艶っぽさと、D-200Uの凸を
足して2で割った感じ。特にD-200Uに、似てるなァと思いましたね。
そうか!?私が感じた200Uの違和感は、モニター的だったのかもしれません。
そうすると、ネットワークも見えてくるような気がする。
いずれにせよ表現しずらい微妙な音だが、
定位がビタッーと安定するとこは、さすがっ違う!と感心した。

低域
箱の大きさから、かなり出るのかな?と思ったが、
予想に反し、量感はかなり少ない。ちとがっかり残念賞。
少なめの理由の一つ、箱の響きがかなり抑えられている(モニターならあたりまえですが)。
ユニットやフロントポートからの押し出しも弱く、
キレの鋭いタイトな音は、ネットを外さなければ、密閉と勘違いしそうな音である。
サイズが約半分な上、密閉方式のLS3/5a(初期型11Ω)の方が、一枚上手な感じがした。

全体音
まず感じたのはバランスの悪さ。高域がシャリシャリしすぎる。
これはモニターとしての使い方なら納得できるが、音楽を聴くには少々頂けない。
LS3/5aとLS2、これらに対するメーカーの位置づけは解らないが、
これは完璧な「 モニター 」ですね。と一言で終わってしまいそうなほど(^^;
モニターとしては良くできている。

これの使い方だが、基本的に音楽を聴くのではなく、”音を聴く ”スピーカー。
だからPOPを聴いてると、ぜんぜん気持良くない。
それは徹底し、響きを抑え込んでいるからである。
だからこういうのは、やはりスタジオかDTMする人向け。
あとはクラシックで演奏を確認する、と言ったところですかね。

逆に言えば、それだけ目的がはっきりしており、上記のような使用用途にすれば、
これ以上が無いほどの、ありがたいスピーカーになりえる。
そこは「 さすがだなァ〜 」と感心させられた。
記憶の印象だが、隣にテンモニ(NS-10M)置いて聴き比べると、
テンモニが普通のスピーカーに感じられるんじゃないかなァーと思った。

ユニットから出る音はまるで3wayのように、
上は上、下は下、ときっちり振り分けられている感しが強い。
ユニット音は凹だが、ポートから出る凸で、中域をやんわりとカバーしている。

ソースにもよるが、エレキギター、ヴァイオリン、トランペットなどなど、
その辺りのつっぱった音は、かなり引っ込み気味である事からも、
平べったく、まとわり付く感じが、私的に”ラジカセ ”と表現している。

TVに搭載されているスピーカーは、4cm〜8cmあたりのフルレンジなんかが多いと思うが、
上と下が出ない分、声は自然に聞こえますよね。
その音と、「 おんなじ音なんですよ
だからこのスピーカーをTVの隣に置き音出しすると、
どちらから出てるのか解らない程、TV搭載型と酷似している。

一般のスピーカーからTVの音を出すと
だいたいは、男性の声が野太くなるもんだが、それがまったくない。
ある意味凄いと、実感させられる。

あとはとにかく、ソースの荒が解りやすすぎと言うか、
良い悪い(合う合わない)がはっきりしてるんですね。
だからソースにより、フィーリングがどんどん変わるから、よけい難しいと感じてしまう。
最初J-POPを聴いた時、”
なんだこの音は ”と思ったが、
録音の良いJAZZボーカルを聴いた時、”
素晴しい音だ ”に変わってしまうほど。

う〜ん・・・悩む・・・
このラジカセ音は、バリバリな初期型の音なんだけど・・・
見た目の印象とまるっきり違うと言うか、違いすぎると言うか、
気持ち的には、いじり倒したい。
でも、これはこの味でもあるし・・・
ほんと悩みますね。

ただ一発目で唐突なピークに感じた音。
高域よりの中域で、たぶんウーファーから出てるような音に感じるが、
そこの癖が嫌味に感じて、うるさいと感じる音がある。
J-POPで50曲中、1、2曲程度なので微妙だが、できれば改善したいとも思う。
あとはツィーターのシャリシャリ感。
2、3KHz周辺かな?と思うが、その辺りも気になる。うるさくはないんですけどね。

ここはもう少し聴き込んで、それからメンテに入るとしましょう。
ユニットを外します。ネジは太めの+
吸音材が全面に挿入されているが、湿気のせいか?ぺシャーと潰れている。
吸音材を取り出すと、もうダストやらチリやらが部屋中に飛びだし、くしゃみが止まらない始末。
こういうのは外でやったほうがいい。なのでもう片側は外で取り出し、天日干した。
吸音材を取り出すと、ネットワークが顔を出す。ちょうど背面ターミナルのま裏。
詳細は、TW - 約2Kカット 18dB/oct ・WF - 約3.3Kカット 12dB/oct
ユニットの特性か?これもけっこうかぶり気味ですね。特にウーファーを上まで伸ばしているとこが特徴的。
右はポート、周波数は約55Hz。スラッシュカット(斜め)が特徴的で珍しい。
ウーファー。エッジは少し厚めの柔らかいゴム。マグネットは大きめ。
コーンが特徴的で、曇りガラスのような乳白色、半透明のプラスチックだ。
部屋の天井についている、電灯のカーバーと同じ感じ。
音は小口径という事もあり上まで伸びているが、LS3/5Aと比べてしまうと、どうも下が弱い気がする。
悪くはないんですけどね。マグネットやその周辺には白錆が少々浮いている。
エッジを補強します。
フレームが垂直で塗りずらい上に、コーンにはみ出すと表から透けるので、神経のいる作業になる。
右は接続端子。おもしろい場所に取り付けられている。磨きます。
フレーム周辺に見える茶色、これは両面テープで元々貼ってあった。
最初このウーファー、中々取れんっ!と思っていたら、こんな具合でした。
端子の裏側。青錆が出てるのがお解りでしょう。磨いてコーティングします。
これで錆はもちろん、ショート対策もでき、安心してパワーをかけれるでしょう。
ダンパーのヘタリは無いので、そのまま。
上から光をあててるから、コーンが白く光ってるでしょ。これ中にLED仕込めば、おもしろいかも?
左はうっすら錆が浮いてるのが解ります?右は錆を取り、防腐処理しました。
その他マグネットやフレーム、接続端子など防振処理を施す。
ツィーター。伸び悩みとワイド感の少なさが多少負い目だが、
解像度が高く感じられる透明感など、中々良い音の持ち主である。
マグネットは割と大きめ。錆が出てますね。右は処理した後。
これMADE IN ノルウェーですよ!ノルウェーと言われてもあまりピンときませんが、珍しいですよね?
外側の錆が酷いので分解すると、やはり内部にも錆がでていた。錆を取りコーティング処理を施す。
これ、オイル注入タイプでした。カバーに貼られたスポンジにオイルが染み出ている。
とりあえずスポンジには、硬度のあるダンパー用オイルを塗り、ヨーク(ボイスコイル周辺)にも少し追加した。
ユニットのオーバーホールが完了。音出しテストする。
経験のある人な解ると思うが、これだけでも激変に価するほど、品位が良くなります。
このネットワーク、几帳面な人が設計したのか?部品が奇麗に並んでますよね^^
コイル以外は浮かせてある。
これはこれで振動対策であり、このままでもいいが、私はガッチリ補強しました。
今回は抵抗の交換、ツィーターの能率を気持ち下げます。右は抵抗の付け根を補強した後。
抵抗はここが一番弱いので、こういう措置はできる限りおこなった方がいいでしょう。
10Wの抵抗なんで、ちょっと大きいですね。一応元に戻せるよう配慮しながら取り付けた。
コンデンサーもそうだが抵抗の交換も、必ず実測値を測る事。
印刷の数字だけを頼りに交換すると、あれ?何も変わらない?なんて事もありえます。
特に微妙な値、1〜2Ωなんかは、シビアにおこなったほうがいいでしょう。
さて、箱の補修に入ります。元の写真を取り忘れたが、この木枠部分、けっこうえぐれてました。
中々奇麗に直りましたね。
この手のタイプは傷を補修後、オイル仕上げにすると奇麗に蘇る。
傷を隠すには上塗りが有効だが、一般的にはどんどん色目が濃くなる。
奇麗に補修された箱を見ると、だいたいは濃い目になってませんか?
ここでちょっと裏ワザ。薄めに調合した色で補修します(右)
深い傷を目立たなくするには、濃い色のほうが有利だが、全体の雰囲気をそこなわぬよう配慮してみた。
実はダイヤトーンのDS-251。あれを直した時、ちょっと濃い目がひかっかてたんですよ。
だからこのように、傷優先ではなく、全体の雰囲気優先を考えた結果がこれ。
雰囲気優先と言っても薄い線傷程度は、どこにあったのか分らないレベルですけどね。
このように小傷が至る所にあり、補修後、再度全体をペーパー処理します。
Fバッフル(黒)は薄く再塗装した。塗装が乾いたらネットワークを取り付けます。
サランネット。破れやスレも無く奇麗だが、これとにかく外しにくい。
きつく装着される感じではないが、何と言うか、すっぽり収まってしまうと言うか、
一度装着すると、外すのが困難になる。だからとりあえず的だが、右のように布を貼ってみた。
フカフカの吸音材を挿入。布団を干した後のノリなので、気持いいですね。
これ左右で吸音材の量が違ってました。たぶん前オーナーが低域に不服を感じ?
量を減らしたんでしょう。減ってる分は追加し、左右同量に合わせました。
ユニットを取り付け
完成!!!
Fバッフルもやってるので、かなり新品に近いような、仕上がり具合になりました。
これ80年代製品だと思うが、どうも外国製品は、それ以上と言うか、
日本製に比べ、やけにボロボロ感が強いんですよね。特に錆が出てるから、よけいそう感じます。
だから完成した時の安堵感も強く、まるで骨董品やアンティーク家具を修理した感覚さえ覚えるほどなんですよ。
分りやすいよう書いてみたが、これはモノラルで聴いた場合。
左のオリジナルは、個々のユニットそれぞれから声が聞こえる。
これは悪い事ではなく、モニター系のスピーカーには、たまに見られる傾向です。
抵抗を交換、バランスを変えた事により、右のようなフィーリングになりました。
これは音楽を聴く上で、気持良く聴ける傾向になります。
どっちがいい悪いじゃないんだけど、あくまでも気持ち良さを追及すると、自然と右のようになる。

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さて今回は、渾身の一撃と言える程、見た目にも結果が出たフルオーバーホール。
まずはなんと言っても「 ユニットのオーバーホール
これは古い製品ほど効果があり、かなり良くなりましたね。
特にツィーターはOILが効いたのか、透明感が150%増しってところ。
そのツィーターは抵抗を交換、アンプのボリュームで約5分くらい能率を下げた。
能率を下げた事と、ウーファーのダンピングも良くなり、
低い音・量感ともにこちらも、150%程度UPした。

エージングも効いてるかと思うが、
チューニングとは言えない、抵抗のみの交換。たったそれだけだが、
新品並の音が出てるんじゃないですかね
と思えるくらい良くなった。
一番はなんと言っても「 気持ち良く聴けるようになった 」って事で、
しつこいようだが、ツィーターがかなり効いている。

メンテナンスに、これほど応えてくれるとは、
やり応え十分、なんとも気持ちのいいものです。

LS3/5aは、チョークコイルの物を初期型とするなら、
私の聴いてる物は中期型、バイワイヤタイプが後期型と分類できる。
それで見ると、オークションで初期型と言われている物は、
ほぼ中期型のモデルである。
その中期型、15Ωと11Ωがあり、両方視聴したが、
15Ωがラジカセ、11Ωがステレオ。
このLS2は15Ω・ラジカセの音に、フィーリングが似ている。
こんな説明で、理解されるだろうか。

そこそこ大きい匡体だが、出てくる音は8cm・・・いや、
                    それ以下の小口径モデルと言った錯覚にさえ陥る。
見た目と音の差が激しい、噛みあっていないよーとも感じた。

もしこれがDENONだったら、洪水のような低音が出る雰囲気の箱だが、
そんな見た目からの印象とは程遠い、クールで軽めな音が、
よけいギャップ(違和感)に感じてしまったのかもしれない。

完全なモニター的傾向に分類されるスピーカーだが、これは今時には無い、貴重なタイプである事は間違いない。
この綿密な音、中々出せるもんじゃないですよ。
だから音の傾向は変えず、能率のみ、上と下のバランスを少し変えてやった。

これで、家庭で普通に使えるスピーカーになった訳だが、
 やはりこれ、スタジオもしくはDTM作業を頻繁に行ってる方が使うのが、ベストではないだろうか。
その点からいくとLS3/5aよりも、一枚上手のように感じている。

ひとつ
特に凄いと思ったのが、耳への浸透力。
何の事か解りずらそうだが、他に5台のスピーカーがあるとする。
その5台を1台づつ、順に聴いていくと、何の違和感もなくすんなり聴ける。
その後6台目に、このLS2を聴くと、どこか不自然な違和感が感じられた。

聴く順番を逆に、今度は1台目にLS2をじっくり聴く。
すると他の5台全部が、違和感のあるような音に聞えてしまう。
だからこのLS2「
耳への浸透性が恐ろしい 」と感じた訳である。解り難いですかね(^^;
それほどこの音は、独特な感性を持っている。

ソースだが、
J-POP×うるさく感じる
JAZZ△、楽器のみで○
クラシック◎ やはり真骨頂はここですね。
低い音は出るんだけど、中・低域の厚みや響が足りない為、場の臨場感は控え目。
だが何ともドキッとするほどのスピード感や、繊細な描写力は素晴らしい。
全体の音像も見えやすく、伝わってくる。
特にピアノやヴァイオリン・ソロなどで、真価を発揮する。
小型でもいいから、スーパーウーファー組み合わせると最高じゃないですかね。
ただしスーパーウーファーを加える場合、ソースにもよるが合わせるのが難しい。
まァそこはじっくりセッティングするのも、楽しみの一つでしょうね。

あとは何と言ってもTVですね。
5.1ではなく、普通ににニュースを見るなどの使い方で、
TV付属のスピーカーと聴き間違えるほど、違和感がありません(笑

最後に。
Rogersは初期型、後期型、15Ωだの11Ωだの
色々あってややこしい、解りずらい感じがしていたが、
経験を積んで、ようやく理解できたような気がした。
LS3/5aに関しては、KEF、ハーベス、スペンドールなど、
まだまだ沢山あり、聴いてないので把握はできていないが、
音楽を気持ち良く聴ける、ってとこで言うと、LS3/5aの11Ωですね。

今後は外製をもっとA、積極的にアプローチしていきたい!そんな風に思うところです。
〜 番外編 〜
番外編 Rogers LS2 VS DIATONE DS-251

リアリティ世界王者決定戦!
決勝に残ったのは、元祖和製モニター王、ダイヤトーーーーンっ
対するチャレンジャーは、イギリス名門、BBCが認定した、ロジャーーーースっ

決戦の火蓋が今切られましたっ!
位置についてー・・・よーい・・・ドンッ

おっーと!まずは小気味いいレスポンスを誇る、ロジャースが一歩リーーードッ

王者の貫録かっ、遅れながらも余裕の笑みを浮かべる、ダイヤトーーーンっ
・・・・・
・・・

レースも残すとあと1週、このままロジャースが逃げ切るのか!?

フフフ
おっ〜とっここでダイヤトーン、笑みを浮かべながら、背中のブーストボタンを押したーーーっ!
す、すごい加速だっーーーーー

迫る、迫る、ロジャースにどんどん迫るーーーっ!

このままでは追い抜かれれしまうロジャース。さぁどうするっ?秘策はあるのかっーーー。

コールまであと30メートル、果たして、先にゴールするのはどっちだっーーー!

ぇっ!?ダ、ダイヤが、コール直前スローダウンっーーーーー

ロジャース逃げ切り、ゴッーーーーーーーーーーーーーーーール!!!

優勝はロジャース!新チャンピオン誕生の瞬間でーすっ!

どうしたダイヤっ?あと一歩及ばず・・・と、歳のせいか!?残念っっっ!

って勝手にストーリー作ってみた(^^;
高・低域は置いといて、中域がいかにリアルか!?
ボーカルの生々しさ、目をつぶった時の実在感、そこのみに焦点を合わせた結果、
ロジャースLS2が一歩リードしてる、と言ったところ。
どっちも凄いですよ、歌い手が「 そこにいる!? 」感は。

ダイヤは大口径ウーファーで、がんばって厚み出してるんだけど、
フロントポートのバスレフにやられた、って感じかな。
でも聴いてて気持ちいいのは、ダイヤが3歩リードってところなんですけどね。
どうです、おもしろかったですか?
反共あるようだったら、第2回があるかもしれません(笑

      ・・・        ・・・・・