●今回は2セットの4311グレーを、1台はシンメトリー、もう1台はシンメトリー
にしてさらに天地反転させるカスタムのご紹介です。431シリーズは、
初代4311から4311Bまでがユニットの配置が左右で同じになり、4312から
シンメトリー配置になります。シンメトリーの場合、指向性の高いツィーター
を内側にするか外側にするかでもフィーリングが変わりますが、何より
一番は見た目の良さだと感じています。それではどうぞご覧ください。
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●まずは写真のよう、ツィーターとスコーカーの穴を埋めます。振動の多いバッフル面なので、●板はハンマーで叩いて入れるくらいキツメのサイズにしています。
●その後穴を開けて完成ですが、精度が求められて以外に難しい作業です。ツィーターの位置も原寸合わせしないと、あとで入らないなど大変な事になります。
●こちらはシンメトリーに加え、天地反転もおこないます。全てが逆ですから、写真のようネットワークの位置も逆になり穴を開け直します。元穴は埋めました。
●背面のバックプレート。これも逆になるので取り外し付け直します。
●加工が終わったら下地仕上げに入り、その後本塗装(4コート)に移ります。
●このプレートもくすんでたり剥げてたりしてる物多いですよね。再塗装して綺麗にします。
●こちらは側面に入れたJBLロゴで、マスキングして塗装したものです。
●マスキングを慎重にはがしていき
●JBLロゴの完成!下地が凸凹塗装という事もあり、この作業結構たいへんなんです。でもグレー箱に黒のロゴはめちゃくちゃかっこいい!のでがんばります。
●こちらはシンメトリーのみのカスタム
●ユニットのオーバーホール、ネットワークチューン、箱の仕上げが完成!
●ネットワーク、純銅単線を取り付け
●ユニットを取り付けます。
●こちらはシンメトリーに加え、天地反転も施した希少な初期型の4311。2212ウーハーです。
●同じよう、ユニットのオーバーホール、ネットワークチューン、箱の仕上げが完成!
●ネットワーク、純銅単線を取り付け
●ユニットを取り付け
●祝 完成!

かっこいい!
●新品復活仕上げ。
●バランスも良い感じですね。
●こちらも祝 完成!

シンメトリーに加え、天地反転カスタム。
●しかも初期型
●すごく新鮮ですね。
●2セットの4311が完成しました!いかがでしょうか。
私のヒヤリング位置はスピーカーから1メートルくらいと近いにもかかわらず、
シンメトリー効果が感じられる、特にツィーターを内側と外側にした時の
ボーカルの位置が変わるので、効果の大きいカスタムと言えるでしょう。
何より、見た目のかっこよさが一番だと思っております。
初期型のシンメトリー天地反転なんて、あとにもさきにもこれ一台じゃ
ないかと思えるくらい希少な存在のはずです。

今回も最高にかっこいい「 
スペシャルな4311 」が完成しました!

まだまだ作り続けていきます!

次回。
またまた弩級のカスタム4311が登場します!お楽しみに♪

JBL 4311 1975年頃〜 1台¥約200,000円
メーカー解説:
方式 3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式
使用ユニット 高域用:2.5cmドーム型(LE25)
中域用:13cmコーン型 (LE5-2)アルニコ
低域用:30cmコーン型 (2212)アルニコ
再生周波数帯域 45Hz〜15000Hz
インピーダンス
出力音圧 91dB/W/m
クロスオーバー周波数 1.5kHz、6kHz
外形寸法 幅360×高さ600×奥行300mm 約L
重量 29kg(1台)


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