●レア物?名前がわかりません、フォステクスのスピーカー。
珍しいドロンコーン。どんな音が出るのか興味津々。で「なんじゃこりゃー
携帯電話の着歌みたい・・・早速OHしましょ。修理待ちのKEFもドロンだったような・・・。
●こ、このネット外れない・・・。
ドロドロに解けたブチル?ガムのように、ねちゃ〜としながら外れました。にしても強力ですw
●パッと見、どっちがドロンか解りませんねw
●こちらユニット。前オーナーがエッジを接着したようで、接着剤がはみ出してるし・・・。コーンを軽く押すと
動きが硬い!」3分の1ほど
エッジに接着剤が染みてる( ̄□ ̄;)!!
修理のようすは「こちら
●これが強力な黒いヤツw
●ユニットを外します。矢印がドロンコーン。ボイスコイル部分がアルミで補強されてます。
箱は特別な補強も無く、いたって普通。バーチクルボード。
●とりあえず黒いベタベタを落とします。シンナーで溶かし、こすったりしながら拭き取ります。
シンナーは弱中強の弱を使用。
●背面。一枚剥がれてます。これも前オーナーが直したようで・・・。
見た目「キモチ悪いから」補修し直しますw
●MDFの粉に木工用ボンドを混ぜた物。 ●表面も薄めた木工用ボンドでペタペタと。
●少しヒケて凸凹ですが・・・。塗料を調合します。 ●乾燥後、色が合いません!wまっいいか。
●メンテの基本はまずクリーニング。汚れ落としですねっ。
ビニール系シートは表面に細かい凸凹があります。一見綺麗に見えても、その穴に汚れがこびリ付いてベットリ。
これは1回目。
●3回拭いてもティッシュがこの位黒くなります。
5〜6回位繰り返し、汚れが出なくなるまで拭き取ります。
私が使っているの強力クリーナーなのでドンドン落ちます。塗装物は確実にハゲますw
●綺麗になりました!が、なんか「しらっちゃけた」?クールな感じがします。
●自然な温もりを出してやりたいので、軽く塗装します。
薄茶にはメープル。濃い茶にはマホガニーを使います。
●左、薄〜く2回塗り。少し赤みを加えて暖色系にすると、
生き生き」しますよね!
●全面塗り ●乾燥後(自然光)、ウッドワックス→ガラス系ワックスでコーティングします。それにしても、古いSPって木目の表情が豊かな物多いですね。
これも元々6色位の色目ですよっ!
●あの鉄ネットは廃止して、作り直します。
普通の角材をカット(9×9mm)
●サイドは3mm、下は7mm空けました。
●接着。 ●全体をペーパーがけ。軽く角を落とします。
●塗装して ●完成。ほぼいい感じですね。解っていましたが(;^_^A ユニットのフレームに当たる。当たらないように削ると、細いとこが3mm位になっちゃうんですよ。ポキッといきますよね?3mmじゃ。
●とりあえず布を用意しました。
左カーキ(黒緑な感じ)。右チョイ濃いベージュ。
●昼間写真を撮ると、どうも色が変わりすぎて・・・。
裏、表どっちにするか悩み中。
●こちら裏地。 ●表。
●まず表とサイドに両面テープを貼ります。 ●ここは木工用ボンド。前回はここに両面テープを貼り、布の上から木工用ボンドを塗って固めました。最初からボンドの方が綺麗に仕上がります。
●ホチキスで止めます。 ●少し引っ張りながら、反対側も止めます。
●同様に全部貼って、余分な所をカットして ●完成。裏地にしました。表は洋服っぽいのでw
●ストンと入ります。この状態で「ツライチ」です。 ●マジックテープ貼る隙間もないので、写真のように両サイド、もう一枚布を貼りました。これでギュっとしまります。
最初からフレームサイドを、ツラにしてもよかったなぁ
●ホチキスでは、こうなりますんで ●ミニハンマーで叩きます。
●吸音材に切れ目を入れます。古い吸音材は「シナッ」としてるので1日干し「フカフカ」させてから入れなおします ●これで吸音材が、曲がる事無く箱に密着。
●スピーカーをメンテする時、付属の吸音材は干してから再利用しますが「少し足したほうがいいんじゃないの?」と思った場合、付けたします。これはミクロンウール。「チクチク」しにくいミクロンウールですが、何度も触っていると・・・。
●ドロンコーンを装着。 ●接点は全て「ケイグ」磨きます。
●完成!12時間、じっくりエージングします。
さて音出しの瞬間。「ホォー」w(*゚o゚*)w あたりまえですがメンテ前と比べ、ずいぶん変わりました。
バスレフに比べると軽い音ですが、この容量ですもんね。じっくり聴きこむと「よく伸びる低音」。
密閉に近い、タイトで嫌味の無い低域。慣れると気持ちいいものです。
箱の容量大きくしてやると「どんな音」が出るのでしょう?
この容量では密閉よりですが、それでも密閉とバスレフの中間的存在、いいとこ取り?と思う音が出るときもあります。
なんか気になるなぁ\(゚ー゚;
現行品で、ドロンコーン物って無い?ですよね。自作してドロンの「メリット」追求したくなりました。
KEFの修理を速めにまわしましょうw
それにしても、このドロン「ユニットが2個付いてる?」位、もの凄くいい動きします。
こんな「微細な振動」の動きをするとは驚き、と同時に修理の効果が出てるようで\(^▽^)/
●これは自然光での撮影。木目が綺麗!
●3兄弟?w サイズ比較。

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