●定番モニターのNS-10M。塗装してみました。
オーバーホールの手順は「 こちら
黒のリアルウッドは木目が見えにくい。なので木目を書いてやろうと思いました。
ステインを使いプラモデルで言う、黒たちあげ。が発色が悪く、たぶん10回以上塗り重ねないとダメでしょう。
油性の塗料でいけば発色は良くなるが自然な感じが全くでない。
●で、止めました^^;
思い切って削ります。水研ぎ。不安でしたが、なんとか塗装が落ちてくれました。やりすぎると木目消えます。
しっかし大変A
●左が乾いてきたほう。
●1日ほど完全乾燥させます。
木目の目に入り込んだ黒の塗料は完全には取れません。
この細かい黒を生かした色にしなくては。
●マスキングして軽くサンダーあてます。
元々つき板なので、あまりあてすぎると木目が消えてしまう。奥に入り込んだ黒を完全に消すと木目も消えてしまう。ほどほどに加減しましょう。
●少しでも、木目に入り込んだ黒を目立たなくする為、白とのこを塗ります。 ●厚く塗っても意味が無いので、薄く2回塗り。
軽くペーパーがけします。
●今回は写真の塗料を3種使います。タイトル通りの自然カラー。植物原料で人と環境に◎の塗料。自然な発色は最高だが、中々乾きにくく24時間おいても完全乾燥しないデメリットがある。あと高い(^^; ●はじめは薄色のパインを塗ります
左はとのこ。右は薄く塗った物。
木目も生きAし発色良好。
ただ、木目の他にまだまだ黒い線が目立ちます。
●1回目パインの塗装を終え自然乾燥中。
●丸1日以上おき、2回目レッドオークを塗装。 ●上は前回作ったチェリーつき板仕様・クリアニス仕上げ。この時点で色合いが近い。写真では見え難いが、まだ色が薄いので黒い線が目立つ。
●3回目、レッドオークを薄めに。
●4回目、同様にレッドオークを薄めに。だいぶ黒が目立たなくなってきた。
●4回目塗装から乾燥後。最初の塗装から10日目です。 ●最後にウォールナットを軽く塗ります。
これでだいぶ黒い線が目立たなく、自然な木目に見えてきました。ウォールナットの効果で深みもでて◎
●背面は黒ステインで塗装。 ●端子も磨きます。
●で、最後に半艶仕上げで完成!外装仕上げだけで2週間以上かかりました^^; 木目が生きてるでしょ。
正面(黒バッフル)はクリアオイルを軽く塗りました。
作業自体はたいしたこと無いが、乾燥してくれないのが・・・。
木目を殺さない為の我慢です。もう気持ちだけ濃くしても良いが、それ以上やると木目が死んでしまいます。
色加減も中々いい塩梅にできました。JBL4311の色目に近い。単色ではいい色でないんですよねぇ。
●↑↓この4枚は自然光での撮影。実際見た感じの色目に近い。
●左がつき板(チェリー)仕上げ。右が今回の塗装仕上げ。どっちもいい感じの色目でしょ。
インプレは前回のつき板仕上げを見てください。
こんなテンモニ見た事無い!スタジオで使ってもらいたいですねぇ〜。
欲しい人いれば、どんどん作ろうかな?!

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