●パイオニアのPD-717。 1987年頃の製品です。598?698?中級機でしょうか。 当時私の中でCDPはパイオニアかソニーでした。 プライベート(中森明菜コンポ)からの影響かも(笑 これとアルパインのLV-117、DS-77HRXで聞いていました。 私が中学時代、サウンドレコパルという雑誌で「未来のオーディオ」なるコンテストをやっていました。 画用紙に絵を描いて、説明文を原稿用紙4、5枚だったか書いて送りました。それがなんと佳作に入賞して、頂いた賞品がLV-117でした。あぁ懐かしっ。 当時は太っ腹ですね! |
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●10数年ぶりにひっぱりだしてきました。 たしか1ヶ月も使っていなかったと思います。 内部はとても綺麗。 きれいなCDはOKですが、傷のあるCDをかけると音飛びします。 早速メンテしてやりましょ。 |
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●ピックアップは問題なし。 ついでにベルト類も問題なし。 よくA観察するとスタビライザーをささえている部品にゆがみが。 これが問題ですね。 経年劣化か熱の影響か? |
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●トレーをバラシて部品を取り出します。 写真左側が問題の部品です。 |
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●写真じゃちょっと解りづらいんですが、微妙にゆがんでいます。 ねじれていると言ったほうがいいですね。 これが硬くて手じゃ無理ですね。 平らな台に乗せて、遠くからヒートガンで温めねじれを修正します。 ゆっくり何度も調整してやります。 ヒートガンが近いと溶けますんで。 今思うとお湯のほうがいいかもしれませんね。 |
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●修正完了。組み直し視聴。 OKですね。直りました。 ついでにスタビライザーの上におもりを付けてやりました。 接着はセメダインスーパーXという万能なもので、よく使います。 すぐに固まらないから、少し回してやりながらセンターをだしてやります。 これで音に深みがでるかな? |
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●おもりを付けたら、トレーがたまにひっかかるようになってしまいました。 写真の赤丸部分のを少し削ってやり問題クリア。 |
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●完成。 トレーのひっかかりもなく、 傷のあるCDでもスラA読み込んでくれます。 一安心。 |
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●で、せっかくなんでインレットを付けてやりましょ。 ノーマルの写真です。 いたる所に銅メッキのネジが使ってあり、やる気が感じられますね。 パイオニアの宝刀、ハニカムシャーシもみせてくれますね。 |
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●背面パネルを外した所。 ツメはないのでネジだけで簡単に外れます。 RCAプラグに傷をつけないよう気をつけます。 |
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●スペースがあるのでEMIも考えましたが、やっぱやめます。 EMIのアダプターを作って試す事にしましょ。 こちら 金メッキのインレットにします。 金メッキは、ん〜なんとなくそうしました。 RCAが金メッキだったからかな? |
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●ジグソーで切りAします。 ネジ穴もあけてやって完成。 ハンダ付けも先にやっておきます。 切るときに出る鉄粉には十分注意しましょ。 |
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●インレットを取り付けケーブルをハンダ付けして終了。 取り付けネジが少し長かったですね。 ケーブルは純正をそのまま流用。 シャーシを削ってやりハンダ付け、アースをとります。 すべての機材でシャーシアースOKというわけではないので、十分注意して下さい。 特に古い機材はノイズが乗ってきたり、トランスに負担がきたりと、調子が悪くなる場合もあります。 |
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●完成。 中々いい音出してくれますね〜。声が綺麗。 同軸は若干硬い感じがするので、私的にはアナログに接続。 十分上も伸び、聞かせてくれます。 最近の純なCDPは持っていないので比べられませんが、 パイオニアのDV-S838A(ちょと古いかな) シャープのDV-HRW50(HDDレコーダー) なんかと比べてみましたが、 こちらのほうがナチュラル、フラットで聞きやすいですね。 比べるのがおかしいかな? ただ20年近くも前の製品が、今聞いても何の遜色がないなんて素晴らしいことですね。 次はクロックアップかな。 アンプに関しても古いもの最高ですよ。私的には。 新しいからとか、値段が高いからとかじゃなく、音でもデザインでも自分の好みにあっていればいいんじゃないでしょうか。 うちの従業員で大トロより赤身が大好物っ!て人もいますから。 あとはPSE法ですね・・・どうなってくることやら。 |
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