●KENWOODのKA-3060Rというアンプです。
90年代前半ごろのものです。
一般的なエントリークラスですね。
がしかし、このアンプはなんと試用期間3日という、デットストック的なものです。
実家の押入れに10数年間眠っていました。
他にパイオニアのCDP2台とBOSE、ダイヤのSPが眠っていました。使ってくれよおぃ。
ミニコンポで十分だったと家族の見解。(トホホ
●カバーをあけるとほこりもなく、ほんと綺麗。
電源投入でカチーンと勢いのあるリレー音。
肝心の音ですが、新品アンプにありがちな、ボワボワ音全快でした!
ほんとに使ってなかったんだなーと実感。
早速メスを入れましょ。
●今回はACインレットを付けましょう。
ハイエンドにしか付いていないインレット。
エントリークラスでしか味わえない音色を引き出してやりましょ。
ケーブルの違いも解るのか参考になりますしね。
かっこつけた事言ってますが、ほとんどの機材は
インレットに変えちゃうんですよね〜私(笑
●背面。磨いていないのにほんとに綺麗。
この写真サイズじゃわかりにくいですね。
●14個のビスを外し、少し斜めにしながら上に持ち上げて外してやります。
ツメは下に2箇所。
端子に傷をつけないよう、慎重に。
●元々ケーブルがでていた穴を、そのまま拡張してやりましょう。
インレットはロジウムメッキのものです。
●パネルに傷をつけないように、糸ノコでチャレンジ。
以前PCケースをジグソーで何度も切っていたんですが、傷だらけになった経験があるので・・・
ジコジコジコ。
硬っっ。
・・・。
・・。
・。
が・・・1分で挫折(大汗
●で、やっぱり登場電動工具。
機械にはかないません。
セーム皮でガードし、裏側から慎重にやりました。
傷はつかなかった。ホッ
やっぱ楽Aですね、電動は。
●ビス穴を2箇所あけて装着。
裏から切ったので、少しサイズが大きくなり
角がスキマッてしまいました。
切った後の鉄粉には注意しながら、きれいにふき取ってやります。
鉄板を綺麗に切るのって難しいですね。
●コネクト部分のケーブルは、コネクターがついていたのでそのまま流用。
グラウンドは直径5mm、4AWGほどでしょうか、ぶっといのをバーンとつけてやりました。
●カバー装着。
排熱口からうっすら見えますね。ぶっといのが(笑
かっこいい?
●ターミナル、ピンプラグをケイグで軽く拭いてやります。
ターミナルをそれらしいやつに変えてやれば
高級機に見えるかな?見えない?(笑

これでいろんなケーブルを装着できますね。
どれだけ違いがわかるのか楽しみ。
ワイドなダイナミックレンジのSPを使いましょ。
●早速試聴。
ケーブルは こちら で作ったものを使用。
おっいいんじゃない。
ボワボワが少なくなり、スッキリ感がUPしました。
ケーブルのみの変更で、この違いはあなどれませんね。
音質はナチュラルではなくメリハリの利いた音です。
ケンウッド特有でしょうか?J−POP聞くには最適です。
仕上げはもちろん、Rev.Bで。
さらにクリアになり、中、高域が伸びるようになりました。
さらなるエージングでまだまだよくなりそうです。
ただ今一週間ほど試聴中。

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