前々から作ろうと思っていた、スピーカー切り替え器(スピーカーセレクター)。
最近ONKYO D-500のメンテをし、やっぱあったら便利だな〜、と思いちゃちゃっと作ってみました。
ただ、市販品には無い(と思う)機能をプラスしてみました。
ベースの材料は、MDF12mm。けっこう端材が余ってるんですよね。
足(右)を付け、トグルスイッチ、ネジ止め部の穴をあけました。
この形は私の環境に合わせた、実用志向ってとこです。
トグルスイッチ&スピーカーターミナルを取り付け。ターミナルは1個200円くらいの安物。
トグルスイッチは ON - OFF - ON で1個190円。
こういう物は手に取るまで質感がわからないが、このトグルは金メッキだし、感触も中々良好でした。
MDFの板厚が12mm、このままじゃ取り付けられないので、8mmほどトリマーで掘りこみ。
あとほんとうは、 OFF - ON - OFF のトグルスイッチが欲しかったが、みつかりませんでした。
情報あれば教えてくださいm(_ _)m
とりあえず工作用のリード線を、銀ハンダで取り付け、完成! 細いから楽でした。
が、テストした瞬間、「 ダメだこりゃ 」と思うほど、音痩せし、パワー感がなくなる (-_-;ウーン
で、線材変えました。上と比べると、えらい太く見えますが、外径は3mm、普通のOFCケーブルです。
トグルスイッチ部の取り付けは、少し困難でした。
まァなんとか聞ける音になりました。ただストレートに比べると、何かがひっかかるんですよね。
あれですよ、ストレートからバナナプラグに変えた時のような感じ。
スイッチの問題なのか? 向きだしが原因なのかは、今の所わかりません。

右写真はラックに取り付けました。
ラックも手作り、幅120cm、高さ150cm、奥行き80cmと大型のもので、パソコンとオーディオを兼用しています。
コンセントタップは全部で13口。アースもしっかりとってます。フルタワーのPCケースも余裕で置けるんですよ。
とりあえず自分の環境に合わせた、実用的な形です。材料費は1000円ちょっとかな。
材料集め、あとでパソコンページに詳しく書いときますが、送料が1万近くかかってます。バカになりませんよね、送料って。

次は入力を2系、出力を4系統くらい、ツキ板貼って、見た目の良い物でも作ろうと考えてます。
ロータリースイッチにすると、ベースの厚みが倍以上になるので止めましが、トグルスイッチも中々渋いでしょ。
こんなの欲しかった! って思う人もいますよね^^
スピーカーのテスト環境においては、バツグンの操作性をほこってます。
ちなみに上の2つのスピーカーですが、以前自作しようと書いた、デッサン画のようなものです^^
最後に、これもスピーカーをテストする上で重要な役割をはたす、ソースです。
音楽CDって、けっこう左右(L・R)で違う音が録音されてるんですよね。
だから、L・Rを切り替えたとき、「 あれ、音が違う? 」なんて事にならないようにする、小技です。
追求すると、アンプも左右で若干の差があったり、スピーカーの設置場所、ヒヤリングポイントなどきりがありませんが。
私はスピーカーのテストをするとき、モノラル(1個)でヒヤリングしてるので、ここも重要になってきます。
ただし、中域が凹んだ音のスピーカー。ステレオで聞くと少しだけ凸に聞こえ、いい塩梅に感じたりすることなんかもあるんですけどね。
その辺も含め、今後の課題にすることにしときます。

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