●07.10.15 久々に作りました、インターコネクトRCAケーブル。 以前より、ときどき線材のチェックをしながら、構想を練ってきました。 今回このケーブルは、お世話になった知り合いに、お礼と言う事で、真心込めて作ります。 凝り性な私、はたしてうまくいくでしょうか!? |
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●手元にあるものを、ざっと並べてみました。所有してるケーブルは、これの5倍ほどの種類がありますが、実験用途など、長さが中途半端な物も多いです(^^; おぃおぃUPしますね。 右の写真、一本の被覆に銅と銀線の束が3つづつよじってあり、真ん中に銅単線が、という珍しい物。 真ん中に単線とは、モンスターXPばりですねw 一番はコストの問題でしょうが、一本の被覆ではなく、複数の方が表面積的にも有効で、個々のキャラクターを発揮しやすいです。これはこれで中々バランスいいのですが、今回は使いません(^^; |
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●今回は、5NのOFC銅・より線 と 4Nの銀メッキ・単線 を使いハイブリッドに仕上げます。 ↑は銀・単線。2本をかるくねじります。 そして右の写真、今回の目玉のひとつ「 オイル注入! 」です。 線材にオイルを塗り、ゴムチューブに挿入。少しづつ挿入しながら、スポイトでさらに入れていきます。 とは言え、オイル注入・完璧に封印した物ではなく、スキマに入り込んだ程度でしょうか(^^; 完全に液体の中に、浮いている状態を作るには、それなりの材料が必要になってきます。 でも、何もしないよりは、振動を抑制する効果があるのでは?と思います。 売り文句にもなりますしねc(>ω<)ゞ |
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●デイトンの24金メッキRCA。新品ですが、磨きます。 右、線をハンダ付けしました。 2千円以下で買える物の中では、もっとも優秀なプラグと感じ、好んで使ってます。が もぅほとんど売ってない?私のストックも、残りわずかになってしまいました。 結構な種類を試しましたが、この位の価格帯の物で、他にイイのが無いんですょね〜。 モンスターも好きだが、約6千円位。8千円位で下位のWBTが買えますが、いかがなもんでしょう。 |
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●ホット、コールドともに、ブチルでしっかり処理します。 右は半完成。 ょく、高剛性ボディ、とかって重くて値段の高い物がありますが、ほとんどが金属のみで、できてます。 振動だけの事を言えば、このように内部がゴムのほうが、よっぽど効きそうに感じますが。 |
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●完成!2ペア作りました。左は、カーボンチューブで白と黒の微妙なコントラストを表現してみました。 右はマイラーで試作的デザインですが、コールドを1本プラス、方向性をつけてやりました。 もう一つの特徴、使いやすさを考えて、グリップに凹をつけてみました。いい感じで指になじみます。 |
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●1万円クラスの市販ケーブルと並べてみます。 アクロテック(オレンジ)は、低域が抜群ですが、中・高域は曇ってます。 その隣りのオルトフォンはハイブリットという事もあり、バランスはいいのですが、いささか上より。 私の自作ケーブルの、敵ではありませんw(^^; さて、気になるインプレです。 RCAは今まで Ver.3 まで作り、今回は Ver.4 となります。Ver.3 までは、いかに「 市販品には無い個性 」を演出する事を、冒頭に考えてきました。 今回の Ver.4 は、その辺の考えを一掃し、純粋に「 これイイなぁ〜 」と思える音質、 癖が少なく、下もしっかり出るワイドレンジを目標に作りました。 ただ、癖が無いほどつまらない物はないと思ってるので、ボーカルの「 輪郭 」を強調し 落ち着きのある、ハイエンド的な傾向にふってみました。 まぁ、自分なりに、よくできたと思います。 黒い方は、若干の仕様違いで、これはお渡しする人の好み、「 何となくこんなのがぃぃだろうと 」と かってに考え、それに合わせ作ってみました。 構造的な構成は、内部に網シールド+オイル。外装も武装して2重シールド。ノイズに関してハンパないでしょう。 デザインはさらに追及していきますが、特に抜き差しのさい「 扱いやすさ 」にこだわりました。 とまぁ、こんな感じですが、材料費はだぃたぃ5千円位。 ハイコストパフォーマンスを重視しています。 例えば、材料費を2〜3万出すなら、1万円ほどのプラグ、純銀単線、6Nや7Nの銅線辺りを考えますが、 値段に対し、はたしてそれらを使って、自分が納得するだけの物ができるのか? 高域が綺麗になりそうですが、考えさせられる所もあります。 最後に この5千円ほどの費用でできたRCAケーブル。この内容で外国製ならたぶん5、6万の値段をつけるでしょうw 自信を持って、高級なケーブルと聴き比べてください!と、言える品になりました^^ 使って頂く方の感想が、とても楽しみです。 |