●フルレンジばかり作っているとツィーターを作りたくなる。
特に2way好きの私にとって、音質的にツィーターを合わせることが必需となっている。
そこで今回は、ちょっと変わったデザイン、ありそうで無さそうな単品ツィーターたくさん作ってみた。
●まずはこれ。
切り出したMDFを重ねて接着。
ツィーターを装着する部分は、凹掘りこんでみた。
表面ま突き板(メイプル)仕上げ。
●形を整えて塗装したのち、金具を装着。
当初ブラックにしようと思っていたのだが、
クリアが意外に綺麗だったので、
とりあえずクリアー・半艶仕上げにしてみました。
●そんな要領で次々制作。

この3種は全部積層だが、模様の違いが見たかったので、
全部違う素材で作ってみた。
切り出した板を接着後、溝掘り。
突き板を貼った後、塗装仕上げ。
トリマーが活躍しましたが、小さいので大変です。
デザインは違えど、どれも甲乙つけがたいほどの
仕上がりになりました。

次はユニットの取り付けだが、
無垢板と同じ状態なので、工夫が必要ですね。
●ユニット
これはリップホーンでも使用した
Vifa XT25SC90-04、デュアルコンセントリック・ツィーター。
再生周波数 1kHz〜40kHz

無難な音色なので、
どんなスピーカーでも合わせやすいツィーターです。
●あとはこれ。
左から

アルパイン DDL-RT25T  再生2kHz〜90kHz
カロッツェリア TS-T70    再生2kHz〜70kHz
Dayton Audio ND20FB-4 再生3.5kHz〜25kHz

アルパインとカロッツェリアはカー用らしい
刺激的に伸びる高域。
Daytonのソフトドームが、一番親しみやすい音色でした。
●各自塗装して再仕上げ。
●お次はこれ、水晶を用意しました。
よくあるブレスレットのやつ。
ばらすのに一瞬ちゅうちょしました。

最初はブラックパールが綺麗でいいなと思っていたのだが、
天然ものは形に微妙なばらつきがあったので、
安定したサイズのこちらに変更。
●取り付けベースはこれ。
最初は右の真鍮ネジで取り付けよう思っていたが、
それよりも輝きが綺麗なものを見つけたので変更。

ルチルクォーツのような、綺麗な輝きが狙いです。
●まずは普通に取り付け
●カット
●先端を整えたのち
水晶を装着(接着)。
●硬いので、このままだと傷がつく恐れがある。
●そこでグルーで埋めました。
グルーはグリップも良く、
滑り止めにもなるので一石二鳥です。
●ツィーターコードの直出しでは芸がないので
ターミナルを取り付けました。
ターミナルはゴールドメッキショートタイプというやつ。
取り付けにはオニ眼ナットを使用。
ご覧のよう、スッキリしましたね。
●最後に全体を磨いて・・・NEXT↓

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