●ネットワークは無事に外れたので、
まっさらな箱になりました。
これは裏側のターミナル。
ユニットにコストかけすぎなのか?
他の部品が貧弱すぎますね。
●さっそく交換しましょう。
元の穴(□)が小さいので、直付けタイプではなく
カバータイプを取り付ける。

まずは穴を拡大します。
●その後塗装して仕上げます。
断面には接着剤を流し込み、補強しました。
パーチクルボードには有効な手段だが、
個々のスピーカーに合わせたセッティングが
必要です。
●塗装・補強は前面も
●こんなんでもわりと重くなる。

内部補強も考えており、
出音を確かめながらセッティングしていく。
●さてさて、今回最大の目玉は、
インパクトの強い平面振動板同様
見ため、外装にこだわりました。
この武骨でぶっきらぼうな外観が
●おしゃれな箱へと大変身!!

ツキ板はウォールナット
木目が繋がるよう、底から一周
回して貼ります。
底の角、側面は剥がれやすいところなので、
底面・真ん中から張り出してるのも私のこだわり。
●表面も木目を選んで貼りました。
ツキ板を貼り終えたら内部調整。
内側にぎっちり、フェルトをはりました。
吸音材は全体の6〜70%くらいに増やし、
セッティングで量を調整していきます。
●内部調整の目処が付いたら
最後の仕上げに入る。
使うのは荏油、OIL。
それを塗っては研磨、塗っては研磨を繰り返す。
そうすることにより、
上品でシックな表面へと生まれ変わります。
この状態で、一ヶ月半くらいかかりました。
●そしてようやく、外装が仕上がりました。
さっそくネットワーク・ターミナルを取り付けます。
●吸音材はこのくらいで。
●ユニットを取り付け
●カバーを取り付け
●完成!! いかがでしょう。

外装はウォールナットのツキ板
OILで2部艶ほどの仕上がりです。
日にちが経つほどに馴染んでいき
どんどん良くなっていくでしょう。

仕様は前回のADSと同じだが、
こちらは少し安物を使ったので、
表面仕上げが大変でした。

中々いい雰囲気でしょ。
実物は写真よりも数段いいんですよ。
この仕上げ方にしてから、
ウォールナットの魔力に取りつかれそうです。



肝心の音質だが、
狙い通りバッチリ決まりました。
もちろん何度もセッティングしての結果だが、
気持ち甘めの中域や
箱鳴り気味の低域は見事に改善され、
ハイレベルな音になりました。


とにかく中域・声がナチュラルなので
ボーカルものとの相性が◎
密閉という特性上、楽器も正確なので
室内楽〜オーケストラまで
十分楽しめます。
まずは様々なボーカルものでも
かけてみたいですね。


●最後に。
今回はその見ために驚かされ、
そして上質な音色に2度驚かされる
結果となりました。

だからそれに見合うだけの外装にした
わけなんです。
メーカーでもこんな仕様にすればいいじゃん、
なんて思うのだが、実際には小売価格が、
ぐんと上がりそうですね。
でも逆に売れるかもしれません。
良い物は良い。
今はそんな流れもありますよね。

それとぶっちゃけ最初、
箱のデザイン変えて作り直そう!
なんてことも考えました。
それだけこのユニットは魅力的で、
新鮮な存在でした。
だから上質なウォールナット仕上げへと。

いつまででも ずっと使いたい

そんなスペシャルな一台を目指し
丹精込めて制作しました。
所有する喜びが味わえると嬉しいです。
ほとんど自作スピーカーのノリですね。

平面振動板がマイナーなのは謎だが、
奥へ奥へと引き込まれそうな
そんな魅力的なスピーカーでした。

●次回、超ド級ONKYO、いよいよ登場!!
お楽しみに♪

          ・・・        ・・・・・