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JBL J216PRO 1985年 \60,000円(ペア) |
●メーカー解説: |
方式 |
2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式 |
使用ユニット |
高域用:2.5cmドーム型 ・低域用:16.5cmコーン型 |
再生周波数帯域 |
50Hz〜20000Hz(推定) |
インピーダンス |
8Ω |
出力音圧 |
87dB/W/m 87?213同様、実際に聴くと能率が高く感じる。 |
クロスオーバー周波数 |
3.6KHz |
外形寸法 |
幅255×高さ375×奥行215mm 約12L |
重量 |
8kg |
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●引き続き216。
モニターと言われればモニターだが微妙なところでもある。
中域の厚みは削らずに高域でクリアー質方向へと。ややドンシャリタイプ。
高域はキラキラしているがそれ以外へんな癖もないので、特にいじる必要もないでしょう。
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●右が213で左が216。 |
●綺麗な個体です。 |
●ネジ部にヒビは必然のようですね。
その斜め上、ネジに見えるのはダミー。 |
●ユニットを外します。
ほんとに213と同年代か?
こっちの方が10年新しい感じがする。 |
●ターミナルは共通。 |
●粉々になりやすい材質なので慎重に外します。 |
● 部品がちと残念。 |
●ケーブルとコンデンサーを交換しました。
213同様、かなりの効果が期待できそう。 |
●箱のUP。
この箱、表面がザラザラの凸凹タイプなので
タオルで拭いただけでこうなる。
ティッシュも同様で、綺麗にしてるのによけい汚く見える。
マイクロファイバーとかセーム皮とか、
目の細かい布で拭いた方が楽ですが・・・ |
●元はこんな感じ。 |
●クリアー(3部艶)を拭きました。
クリアーにより、黒々とした深みが出ます。
表面が少し平らになったので、掃除も楽ですよ。
仕上げはどうやってるの?
という質問がたまにきますが、
エアブラシを使ってます。
車も同じでワックス・ガラスコーティングなどは
手で塗り込むより
拭いたほうが楽で耐久性も良くなります。
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●ユニットを仕上げます。
ウーファーエッジは問題ありません。
ツィーターは分解・清掃。 |
●箱の鳴き防止のため、吸音材を増やします。
ONKYOに見習い、定存波が低減するような
そんな設置の仕方にもにもこだわりました。
213も同じようにやってます。 |
●ネットワークを装着 |
●ユニットを取り付け
完成の前に |
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●音をどうぞ。
参考ていどですがね。
これ写ってるまんま、4台から音が出てる(エージング中)ので
やや下が強めです。 |
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●完成!!!
これは元々綺麗な個体でしたが、クリアコーティングで深みが増し さらに綺麗に仕上がりました。
さて、216は元々のバランスが悪くなかったので、ファインチューンで質の向上をはかりました。
音質も上々で、普通にいい音だなァ、そんな感じです。
昔はBOSEにばかり目がいき JBLには眼中なかったのだが、
もしBOSE201と比べるなら断然216の方がいい音で、どんなフィールドでも使いやすいでしょう。
ただね、
JBL全般に言えることだが、JBLって新品がとにかくうるさい。
ツィーターから出る高域はもちろん、ウーファーから出る高い音なんかもやばくて、
中には頭痛がしてくるほどのものもありました。
その点BOSEはまったりしてると言うか、最初から柔らかくて無難に聴く事ができる。
だからJBLに限っては中古がいい場合もある。
ただ古い製品の場合はメンテも必要になってくるので、そのあたりは慎重になったほうがいいでしょう。
コントロール1は今でも売ってるが、216のようなタイプは無いですよね。
4312Mが一番近いかな?ただ4312Mは低音出ないんですけどね。
最後に。
4343など ドでかいスピーカーもJBLらしさはありますが、それはマニアのごく一部の世界であり
実際にはこういう216のほうが メジャーな存在なのかもしれません。
そろそろ武骨な黒がきそう(ブーム)な雰囲気なんですけどね。
216、大切に残してやりたいと思えるスピーカーの一つでした。
さて、JBLをどんどんやっていきたいのだが古い製品はメンテが大変で ついつい腰が重くなってます。
なので気長にお待ちください。
次回、ある意味レアなスピーカーの登場です。お楽しみに♪
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