●2018年に入り、ずっと更新が滞っていたのですが、ようやく一部がまとまりました(オーナー様すみません)。ここ何ヶ月かおこなってきたレストアを、まとめてで恐縮ですがご紹介します。
数が多いので3つか4つに分けます。今回はパート1。

ではスペシャルレストア&チューンが施された名器、4311を少しBIGな画像と共にご覧ください!
●じゃん!
初期型4311の前に鎮座するこのプレート、めちゃくちゃかっこいいでしょ!
これは静岡市のIW様に、レストアのお礼としていただいたものです。
ヘアライン処理されたベースに、鏡面の文字が浮かび上がっている。
●やばいでしょ。かっこいいでしょ。こういうのってセンスが必要ですよね。
素晴らしすぎます!
我が家の家宝です!

金属加工のプロフェッショナルな御方なので、何か作って欲しいときは私の方までご連絡ください!
一日中眺めてました^^
●さて、プレートの出来が良すぎて、初期型4311グレーの紹介ができませんでしたが(^^;
続いてMK2です。
431シリーズ中、アルニコ4311と1、2の人気を争うのがMK2。
4311に比べると、わりと綺麗な物が多いですが、それでも30年選手で、実物を前にしたり、JBLプレートを剥がすと、30年分の色差が目立ちます。だからこの青も再塗装すれば、見違えるほど綺麗に復活するんです。
●こちらはフルチューンしたネットワーク。ウーハーはフルレンジ動作なので、ストレートに伝送する純銅2mmの単線を使ってます。すっごく素直な音が出るようになります。
他の4311もチューンはだいたいこれと同じになります。
●ユニットも完璧にオーバーホールしました。
MK2以降は中国生産になり、2213Hウーハーの99%はエッジが固着しています。スタジオ設置で定期的に鳴らされていたMK2があり、それが初めてきちんとストロークする固体をみましたが、それ以外過去に扱ってきた25セットくらいは、全てウーハーがダメでした。
次の回でもMK2をやるので、その時詳しく話します。
●ユニットを装着し
●祝!完成!

JBLの代名詞のJBLブルーは年代や機種により若干色味が違います。こちらはMK2専用の青で、古いタイプより若干濃い目、純正カラーで仕上げました。
やっぱ塗装すると格段に綺麗になりますね。
●こちらは4311の2代目中期型の4311A。アルニコウーハーの2213A、アルニコスコーカーのLE5-2、フェライトツィーターのLE25-2という構成。
木目のWXと共に、アルニコモデルで一番数の多いタイプです。
数が多いといっても、4311B以降のモデルに比べると、ぜんぜん少ないです。当時これを新品で買えた方は、そうとうなお金持ち?かなり高価なモデルだったそうです。
●このウーハーは際まで真っ白にされてる物をよくみかけますよね。私はそれが不自然に感じるので、当時の新品のようフチの色にも拘って復元しています。
そんな完璧にレストアされたユニットを装着し
●祝!完成!

キャビネットはもちろん全塗装済みです。良いたたずまいでしょ。音も完璧です。
●続いてはWXやAの付かない「希少な初期型 4311 」最初とは別のものになります。
4310につぎ希少品になり、数もぐんと減ります。初期型には中期方と違い色々な特徴があり、見た目で一番の違いは背面。写真右上に写ってる端子が小さく、プレートが下にあるってのが特徴です。それにしても年代を感じる汚れ方ですね。
●もう一つの特徴として、フロントバッフルのハメコミ部分の段差が目立つ。これも初期型の特徴です。黒のWXの場合はそのまま残したりするのですが、グレーモデルではやけに目立つので、パテ埋めして処理します(ピンク部分)
●きちんと処理したあとの塗装は、見違えるほど綺麗になります。
●ユニットのオーバーホールが完了。初期型4311のもう一つ、最大の特徴として、写真にあるウーハーが2212なんです。中期型は2213。2212の一番の特徴は、中域がクリアーなので、ボーカルがとてもリアルなんです。
すごく極端な言い方をすれば、2213とフェライト2213はフェライトの方が中域がこもってますが、2212と2213はそれくらいの差があるということです。
●表現がわかりにくいですかね(^^; いずれにせよ4310にも搭載されている2212ウーハーは希少ということです。
まれに箱は初期型なのに、ウーハーは2213だった(TT)なんてこともアメリカン(笑 よくよく見る必要もあります。

ユニットを装着し
●祝!完成!

まるで新品みたいでしょ。
●内部はもちろんですが、見える外見ではネジ一本から、フレームの際などなど、とにかく細かい所まで、すべて丁寧にレストアしています。
だから他社様に比べ、完成度に200%以上の自信があります。


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