●DENONのSC-E727です。1997年頃発売。
P.P.D.D.(Push-Pull Dual Driver)SERIAL方式採用の、2ウェイ3スピーカーバスレフ型
タンデムってやつですね。SC-E717が良かったんで音が聞きたくなり購入。
まず一言、なんじゃっこの重低音!
DENONのP.P.D.D方式ってこのシリーズが最初ですか?
このサイズでこんだけ重低音出んだぞっ!って気合が十分に伝わってきますよDENONさん。
賛否両論物ですね。クセがあるから皆さん気になるのでは?悪ガキのほうがインパクトありますしね。
インプレは、とにかくウーハーが高能率。
ツイーター生きてる?って思うくらい。
上がふんづまった感じな分、中域がとても艶っぽくボーカルに張りがあります。
100Hz辺りが斗出してる感じですね。
長時間聞いても疲れないし、これの後に他のSP聞くと華やかですが、ボーカルが薄っぺらく感じました。慣れるとヤミツキになるクセをもってます。
JAZZがバッチリでしょうか。J-POPもいけますよ。
倖田來未の声も色っぽく聞えます。
JBLを意識してるような、4301や4311に、
似た傾向の音質です。
JBLが好きな方は耳直しに、すんなりなじめるんじゃないでしょうか。
●汚くて・・・(^^;
一部ですが、だいたいよく使うものはこんな感じです。
こういうのってどんAたまってくんですよね。
白いスプレーボトルは、洗剤革命を薄めたやつです。
洗剤系は腐るほど試しましたが、これに長い事落ち着いています。よく落ちるし無臭がいい。
外国製はくさ〜いの多いですよね。
そのくせぜんA落ちないとか。
●バイワイヤはそれだけで高級感ありますね。
金メッキで綺麗だし音がよさそうですが、
不評?の純正短絡板。
●とにかく綺麗に。
汚れをとった後、ていねいAにふいてやりましょ。
ケイグ使用。
●モンスターでジャンパーを作ってやりました。
一般SPケーブルの3本分ほどで、三つ網スターカッドですね。
見りゃわかるって!(−−;
幅12mm程です。
●背面のネジを外します。
背面板はキツメに付いているので、慎重に外してやりましょ。
よくターミナル引っ張って曲がっちゃう場合があるんで。
ネットワークが出てきましたね。
おっ!コンデンサがフォスのUシグマですね。
珍しっ。気合はいってますね。
間違い探しじゃないですけど、上と下の写真の違いわかります?
そーなんです、ポートとターミナルカバーにブチルを追加してやりました。黒いんで見にくいですが。
じーっと見ながら、ケーブルをネジってやるか、キャプタイヤに変えてやるか悩み中。
SP内のケーブルを無酸素や、銀など質の高い物に変えてやるのがいいのかもしれませんが、
私はあまり重要視していません。
ここで重要なのは強力な内圧をいかに防いでやるって事かと、思います。
全てのSPに言える事ですが、ケーブルよりもまず大事なのは接点でしょう。
ここが汚いと問題外ですよね。綺麗に拭くなり、磨くなりしてやりましょ。
●エンクの内部です。
隠しドライバーが見えましたね。
ユニットに張ってあるブチルは元々のものです。
吸音材はグラスウールではなく、綿?のようなもの。
やっぱ低域を意識してるんでしょうね。
低域をよく吸ってくれるウレタンやソネックスなんかに変えてやるのもおもしろそうですね。
これを外して、高域を出そうとか、調整する人もいるかと思いますが、止めてほしい。
と私は思います。
車にもいたる所にニードルフェルトが貼ってありますよね。
あれが無いと快適じゃなくなってしまいます。
つまり吸音材が無いエンクロジャーは、ユニットにストレスがかかってスネ(歪)てしまいます。
箱の大きさ・形状でも変化するが、まァ好みですかね。
まずはアンプで調整。
その後アッテネーターでも付けようかと思考中。
●内部ユニットを外してみました。
説明どおり直列←×。正解は逆相での並列でつながってます。
正相にすると、多少迫力がなくなります。ズレが生じるのか?
うち箱の内部にはギッチリと金属プレートで補強してあります。
一度はこのエンクを自作したいですね。
タンデムだからって重低音が出るとは限りません。
ユニット固体の性能やネットワークで音色が変わりますから。
小さなユニットで迫力を求めるなら、おもしろいかもしれませんね。
●ツイーターのセンターキャップは布製です。
掃除がむずかしいですが、間違って割れる心配はありませんね。
ウーハーのエッジはゴム製で問題なし。
ゴム製のエッジにはアーマオールを塗ってやります。
エッジがゴム製のSP持っている人は、すぐに塗ってやりましょ。しなやかになり生き返りますよ。
ONKYOやDENONはゴムエッジが多いですね。
硬化してるエッジはバリッといってしまう場合があるんで、
最初は、そぉ〜とやさしく、綿棒で薄めに塗ってください。2度拭きしないで1日ほど放置し、
なじませてやります。その後状態を確かめてみて。
直射日光がよく当たっているなど環境にもよりますが、10年も経てば劣化するのが必然ですね。
ハリがあるゴムエッジものは、きっと大切に扱われてきたんでしょう。
濡れタオルでたまに拭いてやるだけでも、もちがぜんA違います。
割れてるのは、環境のせいか、ほったらかしか。ここも意外に重要な事だと思います。
●底面です。
磨いてやった後の写真なんで、ピカAですね。
小さなスポンジが4っつ貼ってありましたが、
もうつぶれていたり、破けていたんで
変わりに、劣化が少なくスベリ止めにもなるコルクを貼ってやります。厚さは2mm。
●クリーニング、コンパウンド(超極細)でバフがけ。
仕上げはアクアクリスタル。って車と同じですね(笑
でもアクアって機能性悪し。
SPの掃除でこんなに汗をかいたのは初です(笑
右が完了。左が磨き前の状態です。
左はから拭きはしてあります。
太陽光でみるとそんなに汚くないんですよ。
でも蛍光灯の下は怖いですねー。
車も昼間見るとピカAなのに、夜、蛍光灯の下で見ると傷がこんなにっ?
ってな経験ありません?
さて、もう一個やるかぁ。はぁ〜(汗
●完了!
元々鏡面仕上げですが、一皮剥けました。
木工用ボンドが綺麗に写っていますね。
概観が綺麗だと音も綺麗に聞えてきそうですね。
両方いっぺんにやってしまったので、違いが解りませんが、きっと効いているでしょう、ブチル。

前のE535は、引っ込んだ感じの音で、音場タイプ。
これの次の777SAは高域がキラAと伸びる。
ピュアというよりAV方向のクリアー質。
定価もずいぶん違いますが。B&W意識してる?
全く真逆の音作りをするあたりに、惹かれてしまうのかもしれませんね。DENON信者へと(笑
まだA聞いていないDENONは沢山ありますが、WEB上で評判がよさげなE757を早く聞きたい。
737も252、トールのT7Lも気になるなぁ〜信者?(笑

←E717と2ショット。サイズ比較にどうぞ。
太陽光で一番自然な色合いで写っています。
RとRなしはエンクの材質が違うだけとか。
今のメープルの鏡面仕上げもカッコいいですよね。

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