●07.9.8 機材メンテのページもあわせ、久々の更新となりました。
テクニクスのSU-V8。SU-V10の情報は出るがV8の情報は少ないですね。
1980年頃で10万ほど。ストレートDC方式を採用。中〜高級機といった所でしょうか。
テクニクスといえば、ターンテーブルを思い出してしまうw
V8、V10とアメ車みたいだが、フィニッシュは得意分野で〆てみました。
●80年代らしい、無骨なシルバーですね。最近もシルバーが多いのかな。

●+ネジのみのカバーを外します。まぁ歳のわりには綺麗なほうでしょうか。ツイントランスが目立ちますね。この写真じゃ解りにくいが、リレーが交換した?というくらい綺麗だった。

●フロントパネルを外します。外すのは簡単だが、はめるのが超メンドイ。上部14個並んだ、四角いランプが入りません!(^^;
出力の問題は無いため、全接点を磨きます。
●パネル、各スイッチ、ノブを磨きました。ひどい汚れにはコンパウンドを使用します。綺麗になりました。

●背面端子、電源、ヒューズ関係全て磨き、保護コーティングします。


●カバーに錆が浮いてます。あとで処理しましょう。
●プレーヤー(レコード)のみ金メッキです。CDの文字はありません。

●変わったターミナル。が、これ超簡単に接続できる便利物!つっこんで回すだけw ただ、奥までつっこまないと、接触不良がおきる。ゴシゴシ磨きました。j

●これも特徴のスーパーベーストーンコントロール。こういう機能は初。ってこれ、すごくいい!!!
普通のbassはまわりも一緒に持ち上げてしまうが、これは12dB/octの名のとおり、ストンッと上がる。75Hzは大型3wayあたりで使うと真価を発揮する。150Hzは小〜中型2wayで大活躍。最近のアンプにも、こういう機能をぜひ付けてほしいものだ。
●オールドアンプには、よくこういうフィルターなる機能が付いている。私の経験では、機能してるのか、してないのか解らないほどのものばかりだったが、
これは効き方がでかいのか、ズバッと解り気持ちいい。設計がいいのか?


●各ランプ点灯状態。色が古さを感じさせますねw
ブルーLEDにすればかっこよくなるかな?


●最初、A級アンプと勘違いしてましたw この緑は、上品でGOOD
●サフを吹きます。

●さて、機能に問題ないので、見た目を高級機仕様にします。MDFでサイドカバーを作りました。12mm×2で24mm厚です。放熱をさえぎらないように、しました。

●イエローを吹きます。
●車の内装、バーズアイメイプル風にしてみました。

●なかなかいい感じに仕上がりました。このままクリアーで仕上げてもかっこいいと思うが、アンプにこの色は、ちとイマイチですよねw インテリアにもマッチし難いとも思う。

●で、着色後、クリアーを吹きました。乾燥中、KEFいじってます。
●一般的?高級機風にしてみました。
が・・・書いた木目の色と、上塗りの色がカブってしまい、木目が見えなくなってしまった。せっかくうまく書けたのに(T T) なので黒で模様の追加。
こういうやり方での木目風塗装はこれで2回目です。3度目は完璧に仕上がるでしょうw


●ブ厚くクリアーを吹いてやり、ハイグロス仕上げで完成。
鏡面仕上げと同じだが、なんというか、いかにも濡れてます!を強調してみました。
研ぎ出しはしてません(メンドウ・・・しなくてもいいレベルと思うので(^^;
●天板の錆をとり、3部艶黒で仕上げ、サイドパネルを取り付け完成。
ネジ穴は元々のものを使用。
20万機くらいに見えますか?w

さて気になるインプレですが、まず全体的音質はクリアー。
高域が綺麗に伸びます。低域もメリハリがあり、しっかりでてます。
きめ細かい、「
分解能力 」が高く、安物のドンシャリとは別物ですね。
なので、サイドパネル作って豪華仕様にしてみましたw

今風の音の持ち主だが、これはきっと「
レコードプレーヤー 」にドンピシャでしょう。
きっと、そういう設計で作られたのかな?という感じが、機能面やら、一つだけの金メッキ端子などから、ひしひしと伝わってきました。
で、レコードプレーヤー(禁句?w)にありそうな色をチョイスしてみました。
今でも、レコードを愛す方に使ってもらいたい一品ですね♪

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