●以前フジクラのCV-Sを使い、制作したVer.1にひきつづき、 今回はフジクラVer.2の製作です。 変更点は、テフロン銀線22→20AWG、ガラスチューブを追加。 自分で使う分には問題ないが、人様に聴いてもらう場合を想定し、 より安全性を考慮してみました。 |
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●メーカー不明のテフロン銀線。 たぶんUSA製だと思うが、20AWGという太さに加え、 テフロン被覆も、かなりしっかりしたもの。 少し硬めのタイプで、40A-400Vと高耐久品。 純銀(4N)の単線も試しましたが、 極端な変化がなかったのに加え、いかんせん値段が高すぎるので、 間をとってテフロン銀線を、好んで使ってます。 今使ってるデジカメ、マクロ撮影がにがてのようで、 こういう写真とる場合、苦労します。 |
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●その銀線をさらに、シリコンでできたガラスチューブで覆います。 これならどんな状況下で使われても、安心できます。 ライターの炎程度なら、まったく燃えません。 |
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●ケーブル中央部に、ノイズ吸収措置を施しました。 (トロイダル+丸材を使用) その後、テフロン線を巻いていきます。 巻く事で遊びができ、ケーブルの曲げにも、十分に対応できるようになります。 軽く巻いてますが、CV-S1メートルに対し、テフロン線は3メートル使ってます。 |
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●さらに絶縁テープも使用。 2重で巻いていきます。 |
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●もう一本のテフロン線も巻いていきます。 | |
●被覆をむき、テフロン線を軽くハンダ付け。 ハンダはドイツのWBT銀ハンダを使用。 上部の針金は、芯線同士を固定しています。 こうする事で、作業効率もだいぶ良くなります。 ここも神経を使い、CV-Sの芯線には接着剤を塗り、テフロン線をしっかり固定してます。 その後スミチューブFZで密着させました。 |
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●カーボンチューブを装着し、ハイブリットケーブルの完成。 センターのノイズ吸収装置(銅で巻いたもの)が太すぎて、カーボンチューブが入りません。 なのでカーボンは2つに分け、中央はシュリンクとスミチューブで固定しました。 ケーブルの太さは約18mm。 太すぎる・大きすぎるというのも、困りものかもしれませんね。 |
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●以前は性能・効果のみを考えてきましたが、 最近では特に、見た目の美しさも考慮して作ってます。 基本ですよね。 スミチューブを艶ありに変更してみたのも、その一つです。 |
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●で、プラグを装着し完成! 変わったもの(創作)ばかり作ってるので、ケーブルの性能を比較する為にも、 プラグは極力同じものを使用してます。 音質ですが、ヒヤリングでは以前制作したVer.1と、ほとんど変わりませんでした。 ベルデンやオルトフォン、ハイエンドではMITしか所有してませんが、 このフジクラVer.、中々良いですよ。 いずれプラグを、ロジウムや金メッキも試しますが、 極端な差が出るのかどうか?不安や疑問もあるのが本音です。 他にもまだ作りたい形があるので、もうしばらく制作は続きます。 |
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